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自分の事を自身が知り、一番の理解者へなっていくということ |
大阪校 山本 敬子さん(39歳 女性)
一年前、私は二度目の離婚問題の為、眠れず食べれず、動悸にめまい、体重も10キロ減り、心療内科へ通い、睡眠薬と精神安定剤を飲む、うつ状態でした。
一度目の離婚は、DV(ドメスティック・バイオレンス)とモラハラ(モラル・ハラスメント)でした。努力を重ねてお互いに頑張っていましたが、どうにもならず離婚。
また、今回は、相手に自分と同じ思いをさせてはいけないと、同じ過ちを二度と繰り返さないと誓い、試行錯誤ながらも、私にとってはとても穏やかな日々が流れ、老後の事まで安定した日々を思い浮かべ、子供達も前とは違いのびのび、すくすく育ち、家族仲良く、何といって大きな不満のない毎日を過ごしていた私達でした。
そう思い疑いませんでした。そんな私にとっては、今回の一件はどうにも受け止める事ができず、いつまでたっても消化できず、薬に頼る毎日でした。
仕事も手に付かず、いつまでもこんなままではいけないと思い、私の気持ちの持ち方だけで、全ては変わるのに・・・と思いながらも、心は付いていかず。
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大阪校 三好 範和さん(42歳 男性)
~子供達が「幸せ」になるために~
日本メンタルヘルス協会の講座を受講するきっかけから記したいと思います。
私は、幼いころから「野球」をやってきました。6歳年上の兄が甲子園球児であり、当然私も甲子園を目指して幼稚園から高校生まで野球をやってきました。夢破れ、甲子園には出場できませんでしたが、「野球」を通して多くの人たちと出会い、様々な生き様を見せていただき、男としての充実した生き方を学んできました。23歳で結婚し、待望の息子が生まれ、小学校5年生より「野球」を始めさせました。そして中学生になり部活ではなく硬式野球クラブに入部させました。まさに、親の私が息子へ「野球」というレールを引いたわけです。当時の私はこのレールが息子にとって最善の道であると、疑う余地もありませんでした。息子は中学の3年間、辛く厳しい練習に耐え、精神的にも肉体的にも成長してくれました。そして、いよいよ甲子園を目指して野球の名門校に入学し、私が果たすことができなかった『甲子園』をめざしてがんばってくれることを信じて疑わなかったのです。
しかしながら、高校入学後、名門野球部に入部し日々挑戦の毎日を送ってくれるはずの息子が、1年の夏前に弱音を吐き出し野球から逃げるようになりました。私には信じられない程、ショックでした。中学時代の硬式野球クラブの監督、高校の野球部の監督、他にもたくさんの方々から息子に叱咤激励の言葉や指導を頂きましたが、結局息子は高校の野球部を辞める事になってしまいました。野球の練習から逃げ、家出をし、時には私とつかみ合いの喧嘩をし、辞めるに至るまでの数ヶ月間は息子も私も右往左往し、時には辞める理由を見つめる事もできず、人のせいにしようとしたこともありました。
そして、一度目指した目標を途中で挫折してしまうことに、親としてどうしても許せない想いが先立ち、息子の本当の気持ちに気付くことが出来ませんでした。
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大阪校 田中 綾さん(32歳 男性)
自分がメンタルに出会ったきっかけ。メンタルで出会う方と少し深い話をするようになった時、必ず話題になる話。メンタルに通い始めた頃と今では、ずいぶん話す内容が変わったように思います。どう変わったか…中身が適当になったような気がします。
自分がこのレポートを書いているタイミングは、体験講座を受講してから8カ月も経っているのであたりまえと言えばそうなのかもしれません。でも、自分の中できっかけとなった悩みは、過去のものにできたのかなぁ、と話す内容が適当になった理由を考えます。真剣に、会社を休まなきゃいけないほど悩んでいたのに…すごい自分でも不思議です。なぜか。自分が変わったから。もちろん環境の変化はありますが、やはりメンタルでの学びを通して自分に対する・相手に対する・出来事に対する自分の変化。これが大きいように思います。
しかし、このレポートをきっかけにもう一度過去の自分と向き合っておこうと思います。 私は学生時代に出会った今の妻と22歳の時に結婚し、23歳の時に長男、翌年には長女が誕生しました。仕事のほうも、高等専門学校を卒業し小さい頃から憧れだった大手鉄道会社に就職し、仕事の内容も車掌や運転士などやりがいのある業務をやらせていただき、何の文句もない日々を過ごしていました。
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ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人は素晴らしい |
東京校 大空 隆さん(45歳 男性)
思えば、なぜ私がメンタルと知り合ったかというと、私が信頼している同僚が紹介してくれ、一緒に体験講座へと誘ってくれました。基礎コース前編・後編講座を通して私が学んだことを確認しながら、自分にどのような変化があったかを綴っていきたいと思います。
まずは、前編2回目の講座のIメッセージ(自分自身の気持ちを素直に伝えるメッセージ)です。以前、私は職場のコーチング研修でIメッセージについて学びました。しかし実際に現場でどのように使うのか?いま一つ分からず、日常の中で使えずにいました。しかし、メンタルの講座で、自分の第一感情(嬉しい、悲しいなど、最初に感じた感情)をそのまま相手に伝えるだけで良いと聞いて、そうだったんだと目からウロコでした。
色々な研修に参加して、色々な学びを得ていますが、実際に現場で実践するとなると、結びつかない事が多くあります。しかしメンタルでの今回の学びはとても分かりやすく、すぐに実践することが出来ました。
部下が遅刻した時に、以前の私であれば、「どうしたの、大丈夫?」と声はかけていましたが、心の中では「遅刻なんかして!」と考え、遅刻の理由も聞かずに対応していました。部下は直ぐに仕事に就きながら理由も言わずに立ち去ってしまう場面も多かったように思います。
しかし、Iメッセージを学んでからは、 「どうしたんだ、君が遅れてくると聞いて身体の具合でも悪いのかと心配だったんだ」 と伝えると…
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ストレスが病になるメカニズムを知って─ ” 知らないことの罪 ” |
大阪校 喜多 裕さん(30歳 男性)
バタンッ! 午前8時12分、身動きがとれないくらいに混み合う電車の中で、スーツ姿の男が倒れた。その日も会社に行くところだった。彼は意識を失っていた。そして、駆けつけた救急隊員にタンカに乗せられ運ばれていった。 その彼とは1年6ヵ月前の私。あのとき、精密検査後に言われたセリフは忘れられない。輪切りになった私の脳の3D画像を観ながら、院長が言った。「ほらここ、この灰色のところ。これ脳梗塞のアトなんだよね」。その言葉を聞いて、背筋がゾッとした。 当時29歳。
もっと稼がなければ、もっと出世しなければ、もっと成功しなければ…。これも足りない、あれも足りない、全然足りない…。もっと働かなければ、もっと頑張らなければ、もっともっと…。もっと収入があれば、子どもたちがより良い教育を受けることができる、家族が豊かな生活をすることができる。凄い肩書をもっていれば、成功していれば、評価され称賛される、たくさんの人に認めてもらえる、自分を認めてもらえる。それが幸せなんだ、以前の私はそう思いながら、それを信じながら毎日を過ごしていた。
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