|
東京校 桜井 由希さん(28歳 女性)
この心理学講座に通うきっかけは友達の紹介でした。以前から興味はありましたが、自分でそういう機会を見つけてまでの学習意欲はなかったように思います。彼は講座の帰りに私にすごくよかったということをアウトプットして教えてくれました。いつも冷静で自分の気持ちを見せないような人がいきいきして話をしているのを見て単純に興味が湧きました。帰ってすぐに申し込みをしました。彼も心配だったのか一緒に来てくれました。
心理学=難しいという私の勝手なイメージが変わった瞬間でした。衛藤先生は自分の大学生活、カウンセラーとして、自分のプライベートで学んだこと、感じたことなど体験談を話してくださいました。中学時代から“睡眠学習”の私がちゃんと真剣に話を聴くことができるのか?と心配でしたが、わかりやすく、楽しく、感動する話もあり、涙が止まらない時もありました。その中で“知らないことは罪”という言葉が印象に残りました。今や現代病と言われている鬱病ですが、私の友達もかかっている子もいますし、何回もリストカットして結局自殺した子もいました。もっとそういうことに理解していたら食い止められたこともあったのではないかと思い、知識として入れたい、自分を見つめなおして成長したいという目標ができ、受講を決めました。
|
続きを読む...
|
|
体重に振り回されていた私が気がついたのは、体重計じゃなく、自分の心をみつめること… |
東京校 出口 貴美子さん(29歳 女性)
「やば~い!!どうしよう」 今まで私はある物を前にするとパニックになっていた。それは体重計。体重計に乗る前はドキドキする。普通の女性なら誰しもと思うかも知れない…。それが尋常ではないのだ。体重が自己判断基準と言ってもいい位。体重が少しでも増えていると自分がどうしようもなく情けない人に思え、減っていると安心していた。体重計で測っていたのは体重ではなく、自分の存在価値だった。 そう私は摂食障害だった。
メンタルに通った理由は、ただ興味があったから・・・でも心のどこかで自分の歩んできた道、心を知りたいと思う気持ちがあったのだと思う。
私は、七人兄弟の長男の父と母との間に一人娘として生まれた。両親と祖母の4人暮らし。小さい頃から父は忙しく、ぴりぴりしていた。機嫌の悪いことも多く、いつも怖かった事を覚えている。幼いながらも、父の顔色を伺い、話しかけるのにいつもおどおどしていた。父の存在が怖かった。
|
続きを読む...
|
相手の行動を変えるより、自分の気持ちをどう表現するのかを学んだ |
大阪校 川畑 英一郎さん(43歳 男性)
私は、今から五年ほど前に突然会社に行くのが嫌になり気力も無くなりました。
それでも妻とは、同じ会社と言うこともあり一緒に通勤をしていました。 一緒に玄関を出た途端に「帰ろう」と言い、駅に着いては「帰ろう」と言い、会社の目前に来ても「帰ろう」と言い、でも結局は、そのまま仕事を続けていました。
実は、その更に五年ほど前にも偏頭痛や腰痛、肩で息をしないと呼吸が出来ないという様々な症状に悩まされ、「脳神経外科や鍼灸医院にも通いましたが、原因が分からずじまいで、ごまかし、ごまかし毎日這って行くような感覚で通勤していました。
その時は、辛抱して仕事を続けていれば知らぬ間に痛みは治まっていました。 その頃の私は、仕事でミスをしても毎日遅くまでの残業や徹夜をしても「すべては、修行だ」と考えていました。
今回もそのうち治るだろうと思っていたのですが、日が経つにつれ、やる気やしゃべる気力までが無くなって行き自分が壊れていくような感覚になりました。 そこで掛かり付けの医者に相談し心療内科を紹介して頂きました。
そしてはじめての受診で、「うつ病」と診断されました。 「何で私が・・・」という思いで愕然としました。
|
続きを読む...
|
学んだことで変われた、天国にいる祖母と大切な親友への想い |
東京校 上野 智美さん(31歳 女性)
親友の紹介で、日本メンタルヘルス協会の面白さを知った私は絶対受講すると決めていました。彼女は私にとって特別な存在でした。大人になって出来た親友だと今では思っています。
受講を始めた当初、講座は凄く楽しいのに心のどこかで楽しんでない自分がいたことを知っていました。私は子供の頃から自分では何でも出来ると思って生きてきたところがありました。しかし、彼女と出会ってその気持ちが打ち砕かれました。 何をやっても彼女には勝てなかったのです。
自分の事をとても考えてくれている親友の存在が疎ましく、好きなことをやっていてもその環境がつらく感じ、毎日が挫折感と劣等感と被害者意識が入り混じるとても苦しい日々でした。そんな私を、彼女はいつも助けようとしてくれていました。今思えば、自分で居心地が悪い場所にしていたのかもしれません。
私は、自分のことが大嫌いでした。
|
続きを読む...
|
東京校 野村 ますみさん(47歳 女性)
私の家庭は最も理想的で絵に描いたような幸せな家庭である。夫婦仲も良く親子関係も何の問題もない。素直な子供と優しい夫。そして私は食生活や住環境を大切にしている良いお母さんだ。何の疑いもなくずっとそう思っていたんです。私にとっては我が家、家族が自慢で、こんな居心地の良い家庭があるなんて。これは今までいろんな苦労を乗り越えて頑張ってきた神様からのご褒美なんだ・・。私は何の疑いもなくそう思っていました。子供の頃からずっとあこがれていた笑顔あふれる暖かい家庭。確かに我が家のリビングは笑い声が多く会話も絶えなかったのは事実です。
我が家が職人の家であることもあるし、私の友人などもよく来るのでとにかく我が家は人の出入りが多い家でした。食事もいつもにぎやかで家族だけで静かに食事をするということは少なかったです。そんな大家族のような家庭だったので、子供たちも人との関わりには慣れているし淋しいということはありえない。私の一方方向の「しあわせ」というメガネにはその様にしか映らなかったのです。私はとにかくいつも忙しく家に居れば電話と来客が多いというそんな日常でした。
ある日、今日は夕方大急ぎで食事の支度をしたらすぐ出かけなければならない、そんな勢いで台所に立っていた時のことです。後ろからトントンと息子に呼びかけられて、こう言われたんです。「お母さんはみ~んなのお母さんだよねぇ」と。。。その時息子は小学1年生でした。その顔はニコニコの笑顔で・・・
|
続きを読む...
|
|
|
|
<< 最初 < 前 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次 > 最後 >>
|
11 / 23 ページ |