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感想レポート
受講生の感想レポート

心の不安が生んだ夜尿症。悩み続けた子供時代を超えて…

大阪校  中村 伸輔さん(29歳 男性)


基礎コース前編の4回目の授業、ライフライン!!
 今でも私の記憶に鮮明に残っています・
 忘れていた過去の記憶。思い出したくもない過去の記憶。思い出してしまった、いや、思い出したかったのかも知れません・・・。

 1980年7月9日 中村信輔 誕生。
 両親には本当に可愛がられて育てられてきたと思います。
 特に母には過剰なぐらいの可愛がってもらっていたし、周りからも過保護と言われるぐらいでした。

 「お母さん、ありがとう」とずっと思っていました。
 メンタルの授業を受けるまでは・・・・
 実は私は11歳まで夜尿症に悩まされていた。
 情けない話、私は小学校に行きながらも、夜はおしっこを漏らしていたのです。

 母は超がつく程、教育ママ。私には姉もいますが、子供2人とも小学校から、そろばん、公文、水泳、習字、ピアノ、英語教室、塾など色んな勉強をさせてもらってきた。
 そんな母が考えることは、中学受験!!私もその被害?にあった一人でした。

 良い中学に通う。そうすると良い高校、大学に行ける可能性が高くなる。そうすることがあなたにとって一番良い人生になるから・・・「あなたのため、あなたのため」
 中学受験で勉強が嫌でくじけそうな時、いつも言われていたように思われます。
 小学生で徹夜を何度も経験したことがありました。

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問い詰めたりするのではなく、信じて認めてあげること

大阪校  小林 美優さん(34歳 女性)


私の職業は看護師です。職業上、患者様との関わりを通して、人の生き方、考え方、疾患のとらえ方、取り組み方、などを見てきました。
 すると、その人達と関わる自分の傾向が見えてきました。プライベートでも、気になっていた自分の悪い癖。それは、「人の話を聞くのが仕事」みたいな部分を見せながら、実は、自分のペースで話を聞いたり、自分のペースで仕事ができないと、不満な自分がいること。そして、何事にも答えを早く出して!と、待てない自分がいること。

 仕事だけでなく、恋愛でもそうでした。仕事、恋愛で、精神的に病んで、一時は、夜も眠れず、食欲がなく、生きる気力もなくて、食事もまともにできず、周囲にも驚かれる程、痩せた時期がありました。勤務先は集中治療室。常に、ピリピリと高度の緊張。仕事だけは休まずに行くのですが、職場は生死に関わる救急の場。もう無理かな・・と限界を感じていた頃、今までの自分を捨てて、新しい自分を探してみようと心機一転、いろいろ興味のある分野を片っ端から体験していた時、メンタルヘルス協会の存在を知りました。

 まず、体験ガイダンスに参加しました。泣いて、笑って。久し振りに、無心に人の話に引き込まれました。

 そして早速、前編講座へ進むと初回の内容から出てきました。自分の苦手な課題。
 受動的・能動的に会話を始めても、いつの間にか、私は自分の知りたいこと、自分の話にすり替えていました。その人が、心の中で本当は言えない別の問題を抱えていたり、言えない状況や、
言っても無駄みたいな劣等感・防衛機能を持たせた気持ちにさせていました。初回から、見直すべき部分が、見え始めました。

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障害があっても、もう怖くない。人生のしんどい問題よ、ありがとう。

東京校  松尾 敬介さん(27歳 男性)


『僕は、生まれつき耳が不自由です』と自己開示することにためらっていた僕が常にいました。
 障害がなかったら、僕の人生はどんなに素晴らしかったものだろうかと思うことが何回もありました。
 もっと就職も簡単に出来たり、仕事も出来たり、友達も簡単に出来たり、恋人も簡単に出来たり、勉強ももっと出来ただろうなと・・・。
 全ての問題を障害のせいにして、その問題をずっと抱えたままの僕が好きじゃなかった。日々寂しさも募ってきて、そんな嫌な僕を少しでも変えたくて・・・。

 僕の人生も振り返ってみれば、家庭の環境も学校の環境も問題なかったと思います。むしろありがたい環境の中で育ててもらいました。父母、祖父母、兄弟から末っ子として甘えを許してもらい、そして温かく育てられ、穏やかな日々を過ごさせてもらったと感謝の気持ちで一杯です。生まれ故郷の島根県雲南市三刀屋町に対する想いは、年が経つにつれ強くなり、僕の気持ちをリセットしてくれる素晴らしい場所です。
 小学校でも中学校でも高校でも大学でも素晴らしい先生方、友達に恵まれて、勉強や部活と沢山の困難や苦労を乗り越えられてきたと思います。

 でも、どこかに心のもどかしさがありました。

 何か嫌な感情がわいた時、または何か問題があるたびに、障害を持っていることを原因にしていました。友達と喧嘩したり、からかわれたり、無視されたり、テストの点数が悪かったり、バスケット部のレギュラーを外されたり、仕事で単純なミスをしたり・・・

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「迷った時は一歩前へ」私は変わることができる

大阪校  赤尾 綾子さん(40歳 女性)


昨年の12月9日、ちょうど40回目の誕生日に私はメンタルヘルス協会と出会いました。

 そのころ夫婦関係がうまくいかず悩んでいた私に、妹が体験講座をプレゼントしてくれたのです。

 体験講座が始まると、なぜか衛藤先生の言葉すべてが自分と重なり、最初から最後まで涙が止まりませんでした。

 その時心療内科に通院していたのですが、何をしたらいいのかわからなくなっている私に、その先生はいつも答えを出してくれました。

 でも、衛藤先生の話を開いて、私には自分で考えることが必要なのだ。そしてそれは必ずできることなのだ。と思い基礎コースの申込みをしました。

 そのころ丁度、夫と別居を始めたばかりでした。

 別居のきっかけは、夫の女性問題でした。

 それまでも、何度も女性の影は見え揺れしていたのですが、見ない振りをしてきました。
 でも、なぜ今回にかぎって言ってしまったのか?

 基礎コース前編の2回目の講座で大脳生理学を学んで、本能脳も脳幹も、いっぱいいっぱいで、もう眼界だったのだと解りました。

 どんなに暴力を振るわれても、暴言を吐かれても、「家庭を壊してはいけない。夫を信じなければいけない。」という固定観念(思い込み)が自分を追い詰めていったのです。

 別居をしたことで、アトピー性皮膚炎やアトピー性喘息の症状がなくなり、若年性痴呆症ではないかと思うほどの無気力感がなくなったのは、やはり当時自分は心身症だったからだと解りました。

 「愛というものは栄養をやらないと枯れてしまう」

 私は夫に愛情を掛けているつもりでいました。

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人は何故腹が立つ?その答えから気がつけたこと

大阪校  藤井 卓さん(47歳 男性)


私は、現在イベントの制作や舞台芸術の裏方の仕事をしています。会社を作って20年がたちました。結婚して4年、妻と4歳の女の子と2歳の男の子がいます。もうすぐ3人目が誕生する予定です。

 日本メンタルヘルス協会で学んだことは、仕事、家庭の中で使えることがたくさんあり、大きな変化が生まれました。
 仕事で変わったことは、まずお客様と打ち合わせをする時に、相手の話を聴く聴き方です。《アクティブリスニング》の活用です。
 相手の話を繰り返し、話をまとめることで、相手の言いたいことが整理され、お互いの考えに共通事項が生まれてきます。気持ちを汲むことが出来れば信頼関係が生まれ、こちらからプレゼンテーションがしやすくなりました。
 我々の仕事は、お客様が何を考えているか、何に困っているか、何をこちらに期待されているかをいち早く感じ取って、そのお客様にとって最高のステージを作ることで、この聴き方を学んだことは大きなことでした。

 次に、私がメンタルに来て一番感動したのは、《Iメッセージ》です。
 私は、会社内で自分の弱いところは見せず、強い自分を演じていました。
 ミスをした社員には怒ってばかりで、出来て当たり前、自分の出来ることは人も出来ると勘違いしていました。
 自分のやってきたことは正しくて、自分のコピーを育てようとしていました。
 24歳で会社を立ち上げましたので、人間的に未熟だった私は、気持ちに余裕がなく、お客様を最優先していたように思います。
 結果、バブルの絶頂期でもあり、イベントブームで会社設立後5年間は業績がどんどん上がりました。
 しかし、私は、社員が続かず継続的なサービスが出来ていないという不安がありました。
 毎年同じ時期に同じ仕事をもらっているのに、毎回違う担当者だと信頼関係ができず仕事をこなすだけになり、良い仕事が出来ないと思っていました。

 このままではだめだ!

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