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名古屋校 櫻井 祐輔さん(23歳 男性)
「あなた達は、彼の夢の中で生きている」 この言葉が、私にとって、日本メンタルヘルス協会の基礎講座に、受講するきっかけとなった言葉です。 ある日、母が「私、心理学を、学びに行くわ」と言いました。 母は当時、祖父(母の父)を亡くし、軽い鬱状態になっていたので、気分転換にもなると思い、私は気軽に「行けばいいんやん」と答えたのを覚えています。母が心理学を学び始めてから数週間が過ぎた頃、元気が無かった母が徐々に明るさを取り戻していく様子に気が付きました。それから数日が過ぎた頃に、母が私に、「あんたも心理学、学べば?体験セミナーが近いうちにあるからさ~」と言ったのです。
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名古屋校 武田 由果里さん(33歳 女性)
その日も、いつもと変わらない、1日の始まり。 ・・・のはずだった。 いつものように明け方4時50分のアラ-ムでベッドから這い出て、旦那さんのお弁当を作るべく、料理をし始めようとしたとき。 お弁当を作ろう。作らないと。それから急いで洗濯物を干して、支度して6時には、近くにある実家へ行って犬の散歩をしないと。それから出勤、あれとあの仕事を昨日考えておいた段取り通りに片付けて、ああして、こうして・・・。 しないと。 しないと・・・。 早く。 早く。 早くしないと・・・。
しかし、自分の意思と体が真っ二つに分断されたかのように、自分の体が自分の思うように動かなくなった。 目には見えない何かの力で上から体が押し付けられるような、いや、押し潰されそうな。 そしてそのままズブズブとキッチンの床からめり込んで、地球の裏側まで行ってしまうのではないかとも思える、物凄い、物凄い重たさ。 体が「意志」とは裏腹に、 「立てない。・・・・立ち上がれない・・・。」
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大阪校 伊藤 勇司さん(29歳 男性)
今回は、日本メンタルヘルス協会のスタッフである磯馴勇司がレポートを書かせて頂きます。
実は、今年一杯で事務スタッフを卒業させていただくことになりました。 事務スタッフとしては約3年間お世話になっておりましたが、来年からは独立して新たな道を歩むことになります。
なので、一つの区切りとして、これまでお世話になってきた中で自分がどんな成長をしていったのかを、綴っていきたいと思います。
伊藤勇司と表現している理由は、今年の6月に結婚をして『磯馴』から『伊藤』に名字が変わったからです。仕事は磯馴の名前を使って行っているのですが、今回のレポートはあえて伊藤で書かせて頂きます。
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大阪校 松尾 英和さん(34歳 男性)
何もない自分が嫌いでした。 以前の自分は、仕事をしても、全然幸せを感じない。
人間関係においても、人の気に入らないところばかりが目に入る。 正に劣等感の塊でした。
もう、そんな生活を何年も続けて、そんな自分に嫌気が差していました。
「何かを変えたい!」
そう思った自分は、今までとは全く違う、その少し前に、過去の経歴とは全く畑違いの、IT関係の営業会社に就職しました。
いつしか、できる限り対人コミュニケーションが少ない仕事ばかりを選ぶようになっていました。 一人でも比較的、黙々とできるような作業ができる仕事を選ぶことで人との接触を少なくしていたように思います。
人間関係が煩わしい。
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大切なことも思い出せないくらい、がんじがらめになっていたあの頃の私 |
福岡校 柿木 良子さん(38歳 女性)
他人が嫌い。自分のことはもっと嫌い。それが過去の私だ。 私は人を憎むことに人生の大半を費やしていた。そんな自分に気付いた時、私は自分自身を本当に哀れだと感じた。きっかけは何であれ、そういう風に生きてきた自分がかわいそうで仕方なかった。
ちょうどその頃、祖母が他界した。祖母はずっと私を守ってくれた人の一人であり、私を支えてくれた。
私は九州の山奥の小さな町で生まれ育った。近隣は祖父母の兄弟姉妹の代からの親族が住んでいる親密なコミュニティ。わずらわしい部分もあるが、お互いに支えあうのが当たり前の恵まれた環境。そんな中で、私はいわゆる「変わった子」だった。 「何で他の子と同じようにできないの?」「お前はおかしい。」と、よく両親に言われていた。他と異なることを許さず、私を認めていない両親。特に母とはうまくいかなかったが、そのことには諦めがつくようになった。ただ、家ではいつも孤独だった。
そんな私に祖母は言ってくれた。
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