風に乗れ!!

　インディアンが言った••••道に迷ったら、大地を踏みしめ、空をながめろ。

　この空と大地の間で起こることは、この空と大地に住む我々で解決できるはず。そして、わからない時には、自然にたずねなさい。

　カラスは、風を押さえつけて、飛ぼうとするから、そんなに高くは飛べない。でも、イーグルは、時より力を抜き、風に乗ることを知っている。時には肩の力を抜いて、バンザイして、人生に任せることも必要なのだと。ただし、笑っていなければいけないと••••それも、ゴールが見えないゲームの楽しみ方なのだと••••

　自分で自分がわからない時には、しっかりと呼吸をして、やさしい自然の香りから学べばいい。

　何より「心地良さが一番だ！」という大いなる存在からのメッセージを受け取ればいい。

　そして、吐く時には憎しみ、悲しみ、疑いも、すべて風に乗せて流せば、また、私たちには優しい人生の風が訪れるのだそうだ。

　どうしても、ツライ時には、流れる雲を見て、悲しみも必ず同じ場所には留まらず、いつか遠くへ行くのだと学びなさい。

　あなたの人生は一見、回り道のように見えても、近道になる時がある。

　蜜を見つけたミツバチは蜂ダンスをして、蜜の場所への道筋を教える。でも、必ず教えた手順の道を行かない変わり者の迷いハチが現れる。それが「あなた」なのかもしれない。

　迷いハチが時に、さらに蜜の在りかへの最短の道を偶然見つけたりするのだから。

　ムダなものは何一つもない。

　ムダと言うのなら、今、あなたが「ムダ」と名前を付けたのに過ぎないと•••••

　さぁ、風に乗って、踊れ。

　「答えがないのも答えの一つ」とホピ族の人は言った！

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