雪だるまの初恋
2019/04/21
表に出ると、おチビさんがすでに雪と戯れた後があった。
<雪だるまの初恋>
君が手を真っ赤にしながら、僕を作ってくれましたね。
目をつけてくれた時、君を始めて見ることができました。
キラキラした目を輝かせて、僕を作ってくれる、君に僕は恋をしました。
あなたは前世を信じますか?
僕は君を見ていて、前世を信じられるようになりました。
僕が流れる小川の水だった時、君がさしのべた指にふれた気がします。
なぜなら、僕を作る君の手を懐かしく思うから。
僕が蒸発して空に昇る時、君のかたわらを通り過ぎたかもしれません。
なぜなら、君の髪の香りが懐かしいから。
もしかして、君を昔から知っていたと思えるのは、僕が飲み水として一時、君と一つだったような気がします。
君が僕の目を作ってくれたから、やっと僕は君と出会うことできました。
そして、僕の仲間たちは、すぐに消えてしまいましたが、
僕はしばらく君の遊ぶ姿を見ることができました。
そして君の家族にも挨拶ができましたよ。
君が僕を忘れた頃に、僕は旅立ちます。君が悲しま
ないように••••
また、どこかで君に会いましょう。
その時は、君は僕に気づかないかもしれません。
でも、僕は君を忘れない。君の優しい手のぬくもり、キラキラした瞳を•••きっと忘れないから。
作:パパ
こんな詩をパパは書いてみました。そう君の気づかないところで・・・・