立派な人。
2019/04/21
地位があって、有名で、たくさんの部下がいて、お店に入る時も、下のものがお店に入り「失礼のないように」と、そのお店の従業員を脅かして、特別な待遇と特別扱いを受けないとコーヒーを楽しめない社長がいる。
逆に、普通に一人でお店に入ってコーヒーを普通に注文して、普通の対応に節客にたいしても穏やかに、従業員に笑顔でお礼を言って、くつろいでいる経営者がいる。
どちらも、同じくらいの地位で、有名で、組織の規模も同じくらいです。
どちらが、真なる成功者か。
アブラハム・マスローの自己実現の成功者とは、リッチな料理も楽しめるが、普通の質素な日常の食事にも舌鼓を打てる人物だと指摘しました。
いつも、特別な扱いでなければ不機嫌になるのは心理的に子供なのです。悠々自適とは、小さな暴君にならないで、穏やかにどんな状況も楽しめる人なのですね。
特別な待遇でないと楽しめないのは、自分の内に不安があるからです。だから、完ぺきな環境を外に求めようとする。そして、地位や名誉にしがみつく。
なぜなら、特別な扱いでなくなると、何一つ楽しめなくなるからです。
多くの権力者が、権力にしがみつくのは、内に弱さがあるからです。
なければないで、あればあるで楽しめる。
そうありたいですね••••
今日の名古屋は雨です。雨の日には、雨を楽しみ、晴れの日には、晴れを楽しみましょう。
それと、研究23期の德永京子さんが本を書きました。僕が帯に推薦文を書きましたので読んでください。
とっても、分かりやすく納得できる本です。
サンマークから。
日本メンタルヘルス協会はあなたの自己実現をサポートします。