真なるポジティブ。

      2019/04/21

 心理学では、物事を前向きに考えましょう。とか、ポジティブ・シンキングとか言うじゃないですか?

 私も前向きに考えようと思うのですが、どうしても落ち込んでしまって前向きになれないのですけど、どうすればいいのでしょうか?

 このようなことを悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

 このような人は真面目すぎて、本やセミナーで「プラス思考」と教えられると、理想の自分を求めすぎて、くたびれてしまうことが多いようです。

 そして、前向きだの、プラス思考だのと目標のターゲットをしぼり過ぎて、そこに入れない我が身に、さらに自信をなくして落ち込んでしまう。
 「どうせ私は前向きになれないから」と、前向きどころか、後ろ向きの思考になりやすくなるのです。

 前向きになれない時には、「前向きになれないこともあるわ」だったら、その状態を楽しもう。どれだけ、前向きになれないか、どれだけ落ち込めるかを楽しもう。と、思った時が真実のポジティブ・シンキングだと思うのです。

 笑えない時には、笑えない自分を、落ち込んでいる時には、落ち込んでいる自分を観察する。

 真の勇者は、失敗をしない者ではなく、失敗を楽しめる人を勇者と言うのです。

 インディアンは語る。

 カラスは一生懸命に風を押さえ込もうとするから、あそこまでしか飛べない。でも、イーグルは時に、風に乗ることを知っているから、あんなに上空まで舞い上がる、そして、時には下降する風に乗り、獲物に向かって真っ直ぐに降りてゆく。まるで降りた先にこそ真の幸運が待っていることを知っているように••••

 そう、身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれです。

 悲しみの先には、何かが待っているかもしれませんね(^O^☆♪



日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき









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