目覚めよ、野生!
2019/04/21
剣豪の宮本武蔵は、その指南書の五輪書に「負けそうならば、戦わないか、その場を逃げる」と書いている。
「60数回の試合で戦ってきた、剣豪は勝てる時にしか、戦わないのかぁ」と、僕は最初は思った。だったら、勝てる相手としか戦わないなら、それは剣豪ではないだろうと••••
でも、これは「スゴい!」勘違いだと後で僕は思った。
一瞬にして勝てない、不利だと感じ取る能力、彼の直感力こそが、動物的本能のセンサーとして優れているのです。
市川海老蔵さんは、そのセンサーが酒のために機能しなかったのか、芸能人に襲いかかるヤカラは、いないと彼のセンサーが甘かったのか?どちらにしても多勢に無勢なのです。
本能的に「君子危うきに近寄らず」は、武道の心得があれば基本です。なぜなら、ケガをさせても、ケガをさせられても、後は虚しいだけなのだから。
現代人に失われているのは、この五感を働かせる能力なのです。昔の人は、匂いだけで、食べれるか、食べれないかを、自分で判別したのですから。
賞味期限を信じ、信号機を信じ、肩書を信じてだまされる。だから、最後は本能なのです。
今から、大阪の朝の講座です。目覚めよセンサー!!
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