目的地 !
2019/04/21
「楽しくないですか?」と僕はたずねた。「もちろん、楽しいです。でも、楽しいだけでいいのかしら••••」
これは多くの人が持つ感覚です。目標を探さねばと••••
登山家の長谷川恒男さんがグランド・ジョラスに登った時に周囲に「スゴイですね」と言われ「気がついたらここにいたのです」と語った。
丹沢の山に登ったら、頂上から見た景色が気持ちよかった。兄が「ここよりも高い山はもっとスゴイ景色だぞ」と言われ、谷川岳に登ったら、たしかに、「気持ちがいい!」
だったら、世界には、もっと高い山がある。そこは、どんな景色だろうと思って、それを観たくてマッターホルン、アイガと登ってきたら、ついにグランド•ジョラスだった。
僕も心理学やカウンセリングの勉強を。いや、心の世界が面白くて研究し、感じた事を伝えていたら、気がついたら、その世界では「カウンセラー衛藤」を知る人が多くなっていた。
楽しいことや心がワクワクすることは、ユングが言うように無意識のセルフ(自分の道標)からの導きなのかもしれません。たとえ、その道が失敗でも「失敗だった」と学びや経験値が増えるのだからムダではない。
問題は、考えすぎて何もしないで、人生を終わることなのです。この瞬間も大切な時間は流れているのですから••••そして、死に向っている。
成功者も、ノーベル賞学者も、何げなく夢中になり、なにげなくのめり込み、それが、人生の全てになる。
優秀な大学を目指して、幼稚園からスタートするなら、勉強は苦しくなり、不登校や引きこもり、精神疾患になるケースもある。
それは、登山家が有名になるために登山を始めれば、どの登山家も登山が苦しくなる。
僕も成功したくて心理学の勉強を始めたら途中で心理学が嫌いになっていたと思うのです。
バカみたいに夢中になっているうちに、それが人生の全てになる。
だから、風の向くまま、気持ちの向くままがいい。
今日の東京校
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