目の前のこと…
2021/12/31
気がついたら年末です!早っ…!
僕と同じように思っている人が多いのではないかなぁ…
皆さんはどうですか?
年末に亡くなってしまう人がいて…現地に向かう父は言葉を失い、仕事をすべてキャンセルにして悲しむ母がいる。一人の誰かの旅立ちが、どれだけの悲しみの波及をもたらすかを知らずに、本人は旅立ったのだろうか…
今年はコロナだけではなく、命を失った有名人が多くいる…
僕が幼い時に、ご近所のお年寄りが不幸があった時には「寂しくなりますなぁ…」と挨拶していた、そんな重くて悲しいムードを思い出す年の暮れ。いろいろと寂しくなります…
しかし、一歩外の街に出てみると、年末の慌ただしさが街にあふれているわけで…それぞれの中に感じた淋しさは、街角に置いて行くしかないと言わんばかりに…
昔、井上陽水の「傘がない」という歌で、
都会では、自殺する若者が増えている。今朝来た…新聞の片隅に書いていた…だけども問題は、今日の雨、傘がない。行かなくちゃぁ、君に会いに行かなくちゃ、君の街に行かなくちゃ…
君のこと以外は考えられなくなる。それは良いことだろぅ…君に会いに行かなくちゃ。君の街に行かなくちゃ。
近所のお兄さんの自慢のステレオから流れるこの曲も、幼かった僕には冷たく身勝手に感じたけど、それでも人は目の前の生活に向かって生きていかないといけないのだろう…君に会いに行くために。
今週は東京に向かいます…久しぶりにリアルな教室です。それが僕のやれること…目の前に誰かを幸せにすることだけが、今の僕の問題だから。
この重く社会に立ちこめる空気の一部でも持ち上げるためにも、誰かを援助する仕事の僕は、雨に打たれても走り抜かねばと思いを強くしています!
師走です!