本当の罰••••

      2019/04/21

 「衛藤先生、人間関係は大切だし、人の気持ちを大切にして、人とふれあったほうが良いのはわかるけど、人の気持ちも考えないで生きていて、何の問題意識も持たない人もいるじゃないですか」「そうそう、真面目に生きていて損する人もいるしね」と食事会の会話。

 そうですね。得するから良いことをするなら、そんな気持ちになっても不思議ではないですね。

 ある人が、偉いお坊さんに言いました。「あんたは神様を敬えと言うけれど、俺はいつもこの神社の鳥居に立ちション便している。でも、一度だって罰が祟ったことがない」と。
 すると、その高僧は「可哀想に、神社の鳥居に立ちション便しても何も感じないのは犬畜生だけだ。そんな動物なみの自分に気づかないで生きている。そのことを分からないことが、すでにそなたが罰が祟っている証拠ではないか‼」と••••

 僕がアメリカで生活をした時に納車されたばかりの車が傷つけられたことがある。コインで真一文字に••••
「ヒドイ‼」となげく僕に大好きなカウンセラーの先輩が「ノブ、気にするな。なっ、わからないだろう。なんでこんなこと(人の車を傷つける)をして楽しいのかが。俺たちは『なんで?!』という世界で生きている。でも、この犯人は、こんなことでしか人生を楽しめないのだと。な、虚しい人生だとは思わないか?

 ノブも、まかり間違えばお前がそちらを生きていたかもしれないのだよ。ならば、傷つけられて『何で?!』と思う側にお前がいるんだから感謝しなきゃいけない」と•••••

 僕は生徒さんにその二つのエピソードを話した。食事会で生徒さん達は何かに気づいたようでした。

 あなたはどちらの世界で生きたいですか?











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