新年は、小さなチャレンジを楽しもう!

      2019/04/21

 2018年という年が明けました
 
 ただ1日の日付が変わっただけなのに、今年は元旦が月曜日のため、新しい週が始まっただけなのに、1月1日は特別な日として「おめでたい」と大切な日にします。
 
 
 人は自分を変えたいと考える時に、過去の自分と決別しなければならないタイミングがあります。でも、日々の延長線上に過ごしていると、なかなか自分の仕切りなおしができません。
 
 自分を変化させたい時に、何かのキッカケがあれば、それが踏み切り板となり「エイヤ!」とアクションを起こせます。転校や転職もそうだし、引っ越しをするとか、旅に出るとか、新しい習いごとを始めるのもその一つです。
 
 新しい年を迎えるのも、自分を変化させる時の、踏み切り板になるようです。
 
 
 自分を変化させる時の成功の秘けつは「大きな変化を急激に求めない」ことです。
 
 余談ですが、心理学の世界では、自分に自信がない人ほど、高い目標やデカイ夢を語ると言われています。自己評価の低さや劣等意識が、仲間からの注目を集めたくて、大口をたたいてしまうのです。また、そのビックマウスに影響される人々も、やはり自信のない人々となります。ですから、若い頃に、夢だけを語っている人に憧れて結婚し、現実のともなわない結婚相手の性格を知って、離婚するケースも、カウンセリングの現場ではよくあります。
 
 変化するためのコツは「行動を少し変えてみる」です。
 
 運動もそうです。しっかりと運動のメニューを書いてやろうとする人よりも、気づいた時にだけ、階段を使おうとか、キッチンで思いついた時につま先立ちで足を鍛えよう!のほうが続きます。大切なことは「毎回」や「絶対」ではなく「気づいた時に」や「思い出した時に」の気楽な気分が大切です。
 
  完璧を求める人は、不完全な自分に気づくと、自分を責めて「やっぱり私はダメだ」と自己暗示を自分でかけて、完全にやめてしまいます。このような人は100(オール)or 0(ナッシング)タイプなのです。
 
 僕を見てください。11月からブログを書いていない。アハハは…でも「我動じず」です
 
 でも、これのほうが20年近くも、文章を書くことが続くのです。
 
 コミュニケーション障害を克服したくて、荒療治で「見知らぬ人にナンパ」という本も売れていましたが、僕は「15分楽しく積極的に会話する」のも初心者🔰には、至難の技だと思います。たとえ1分だって、かなりハードルが高いと思っています。
 
 コミュニケーションも、小さな変化によって強大で革命的な変化を作れます。
 
 人の話を一生懸命に聴くだけでもいいのです。
 
 ただ一言で「聴く」と言っても、その守備範囲は広く、話したくない人が話したくなる技術から、気まずい沈黙を破る技術まで、多くの心理的なテクニックが存在します。
 
 新年なので、誰でも出来て、その効果性の大きさに誰もが驚く技術を教えます
 
 それは、人の話に大きく「うなずく」だけの技術です。
 
 「なんだそんなこと!?」 と思われるかもしれませんが、僕が「この人、コミュニケーション下手だなぁ」と思う人の多くは、リアクションの少ない人です。これも心理的な、その人の壁(防衛機制)なのです。無意識に自分の心を読まれたくないから、それがリアクションの少なさにつながっているのです。
 
 でも、自分ではそれに気づいていません。「誰もが、わたしに心を開いてくれない」と言いながら、自分も無意識に壁を作ってしまっているのです。それも本人には自覚性がない。
 
 ニヒルな役を演じる、ハリウッドスターも、来日したインタビューでは、大きくうなずいて話を聴いています。そのギャップにファンの好感度は上がります。「できる人たち」は、誰よりも、多くうなずいている人たちです。
 
ですから、明日から1日だけでも、僕にだまされたつもりになって、周囲の人に、たくさん、うなずき続けてみて下さい。うなずきが多ければ、相手は安心して話を続けられます。そして、誰よりも話をうなずいて聴いてくれる、あなたに好印象を持ってくれること間違いなしです。
 
 こんな簡単なコツでコミュニケーションは、新年から劇的に変わります。
 
  一度やってみるだけの価値はあります。そして、あなたが知らず知らずのうちに、今まで周囲にうなずいていなかったことに、あなた自身が気づくでしょう。
 
 小さなコツを知るだけで、あなたの世界は今年から大きく変わりますよ
 
 
 
 
 

 - ブログ

>