新たな自分に出会うために必要なこと…
2023/09/08
人の不幸というのは不幸を忘れることができないことですね。
どうして人は悲しいことを脳は憶えてしまうのでしょうか?
人間の脳は命を守るための情報を記憶として優先でメモリーに留めなくてはなりません。
この森から出たら野獣に襲われて命からがら森に逃げ込んだ。これを口にしたらお腹が痛くなった。
裸のサルだった我らの先祖は同じ過ちを繰り返すことは命取りだったのです。ですから「危険な記憶」は記憶として脳に貯蔵しなくてはなりません。
それをフロイトはトラウマ(心的な傷)と名づけました。でも、それは誰もが心的な傷になりえるのでしょうか?
睡眠はしっかり取るべき、失敗してはならない、愛されないと不幸なことだと一度脳に取り込まれた回路は同じところをループしてしまいます。
だから、睡眠が少し取れないだけで「人生の一大事」と考えてしまうのです。その結果、興奮系の交感神経が刺激され、よけいに眠れなくなってしまいます。失敗してはならないも、愛されないといけないも同じで、つねに興奮系の神経のスイッチが作動し、すべてに緊張しアガリ症や、愛を過剰に考えて勇気が出ない。
そして、興奮系の人は、また興奮系の、バカにされたら、やり返さないといけないと、いつも職場でマウント合戦に明け暮れています。相手に尽くさないといけないと信じ、DVのパートナーに耐え続ける人生を繰り返す人もいます。
大切なことは、人生を安心して副交感神経に心をシフトさせて、セロトニンやドーパミン、オキシトシンを分泌して人生を笑顔で風のように生きることです。
僕たちは「あれは毒親だった」「あれはやり返すこと」「学習障害の子どもは不幸」と前頭葉で判断してしまいます。そして誰かに教えられた教え込みの記憶をするのです。
それがその人を前向きで軽快で幸せにするのなら大丈夫です。でも、それが決して未来に前向きになれないで、不幸になるなら前頭葉の判断基準を変えることです。なぜなら、怒りや憎しみはアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールのストレスホルモンを作ります。それを長期に晒されると身体が疲れやすく老けることがわかっています。
だから、最悪とレッテルを貼って記憶に貯蔵しないで、ここから何を学んだかに変えましょう。それを未来にどう生かせるか?
怒りも相手にブツけると、この瞬間はスッキリしても1時間後、明日、 1ヶ月後、1年後、この怒りを相手にブツけた自分は、未来にハッピーになるかを考えて下さい。「怒りを我慢してはいけない」という心理カウンセラーもいますが、僕は怒りの単純な表現は、長期的には自分の未来に損失を与えると考えます。
我慢するのではなく、それを学びに変え、未来につなげると成長につながります。
人間は誰かに教えられた思い込みを前頭葉で判断し、それを海馬で長期記憶にしてしまいます。その判断が間違っているかの確認もしないまま…
だから、新たなシステムを作り替えましょう。それのお手伝いが僕の使命だと思っています。
過去の間違った呪縛に縛られないで新たな自分に、あなたにも出会って欲しいのです。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
心理カウンセラー衛藤信之
公式LINEアカウントができました!
お友だち追加よろしくお願いします。
https://ws.formzu.net/sfgen/S66282504/
今なら4日間の集中講座プレゼント中
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲