恩送りにて…
2022/12/05
カウンセリングをしていると、父親と僕を同化(投影)させて、怒りや甘えから無理難題を押し付けてくる相談者がいます。さすがに、僕も疲れてしまい、その差し伸べた手を離したくなることがあります。僕も弱い人間だから。それでも僕が手を離さないのは、きっと僕の母の思いが「手を離さないように」と、僕に伝えてくるから…
僕の母は父と離婚し、九州で喫茶店を営んでいました。コーヒーの香りのする温かいお店…
そのお店でバイトをしている若いアルバイトスタッフにレジの現金を持ち去られた事件があった。周囲の常連客が怒って「あんなに世話になり可愛がってもらったのに許せない。警察に通報を!」と説得する中、母は微笑むだけで何もしなかった。
僕は成人して母と再会したました。その母の死後に母の妹から伝え聞いたこのエピソードは、母が警察に届けなかった理由を「私は幼い子どもたちを置いて家を出てしまった。もし、あの子たち(僕と妹)が苦労して、人様のお金を盗むようなことがあれば『きっと何か急に、お金が必要な理由があったに違いない』と子供たちを許して欲しいから警察には届けたくなかった」と…母とは遠くに離れていても、母は僕たちを思い生活をしていた。
僕がこれまでステキな人々に出会いがあり、多くの仲間からサポートをしてもらいました。自分の運の強さを感じることがありました。今では、それもその頃の母の思いが時空や距離を超え、いつも僕を救ってくれていたのではないかと思えるのです。だから僕も母を真似て、僕はどんなに攻撃されても、彼らに手を差し伸べているのだと思う…
僕の仲間の心理カウンセラーたちが、どこかで優しい努力を日々しているかもしれない。たとえそれは誰も見てはくれなくても、その思いは時空を超え、あなたの大切な誰かを守ってくれるのだと僕は信じています。
たとえそれが、今はこの世にいない大切な人であっても……
天に響け優しい努力を ♪ ♪
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心理カウンセラー衛藤信之
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