急がば回れ!
人生80年、1、2年まわり道して何が悪い。
「回り道が、近道だった!」ってことは後になってわかるもの…
回り道か、最良の道だったかは、その後の成功しだい。
誰もが、絶対と思った道が、後になって落とし穴だったなんて事はよくある話。
その子が6年生で解けなかった問題を、自分の力で大人になって、その子の力で解けたら立派なもの。6年生で解けた問題の数々を、大人になって忘れてしまう一夜漬けの記憶じゃ意味がない。
子どもが学校に行かないとなげく母たちよ。1、2年棒に振っても何が変わるというのか。外の世界にふれ、もう一度、子ども達が心から学びたいと思った時に、学べる場所があればいい。それが、ステキな学校なのだと思う。そして、社会という学校の中で学べる学びもあるのだ。
恋は盲目だと言うけど、盲目ではいけないと思うから苦しくなる。盲目なら盲目の恋を楽しめばいい。「盲目」と自覚できているなら、どこかはシッカリと目覚めている。失恋が苦しいなら、苦しい失恋を楽しめればいい。そんなに、苦しくなるほどに胸を痛める失恋を、人生で何度できると思うか、バカ者め!
それは、命が燃えている証拠じゃないか。
無駄だと思うから、すべては無駄に思えてくる…
無駄だと誰が決めるのか?人がなんと言おうとも、自分が認めなければ無駄にはならない。人の意見に踊らさられるな、弱気者よ!
こんなブログを書いていた時に、新幹線が福山駅に停車した。
新幹線から見えるお城に海外からの観光客が写真を撮っている。新幹線と歴史のあるお城。ステキな組み合わせだと思った。
できれば、新幹線を通す時、京都なり奈良なり、各地の名所を車窓から見られるルートを通すと言ったアイディアは当時出なかったのだろうか?
もちろん、環境や景観の問題もあるだろうが…
そんな夢想をイメージしていると観光立国を目指そうとする日本は「オリジナルな歴史があって美しい」と誇らしく思えた。日本の史跡は、海外から来た新幹線の乗客に、それなりのアピールができたであろうにと…
新幹線が開通した当時の日本は、高度成長期の真っ只中。最速到着を目指す新幹線に、そんな最短路線を無視した、子どものようなアイディアは、当時も、今も一笑に付すような夢想でしかないのだと、自分の幼稚な想像に苦笑した。
ついでに言わせていただくなら、僕はあの「岩ガキ」みたいと揶揄された、新国立競技場は嫌いではなかった。近未来的で、流線形のフォルム。
何か未来に日本を新しく引っ張ってくれるような気配がして。シンガポールの街は観光産業で成功している街です。それは、マリナーベイサンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど斬新な建物に頼るところも大きいのです。
新しい新国立競技場も一生懸命にアイディアを出した人がいるので、悪くはないのだけど、海外から見て「パッ!」と目を引くなら、岩ガキかな(笑)
これはあくまでも好みの問題です。
もちろん、わかっています。予算がですよね。でも、紆余曲折のすえオリンピックのシンボルマークも全国の公募で決めるのなら、未来の日本のため新国立競技場の建築費の不足分も、全国勇志者から募金をつのればよかったのにと、また、幼稚な夢想に心は遠回り…
近道、遠回り、未来から見たら、どっちが成功だったの?
スピーディな新幹線の中で、僕の心はいつも、そんな遠回りも楽しんでいる。
昨年5月25日のブログで紹介した香葉村真由美さんとの講演会が、いよいよ今週末になりました。関東地方で会場に来られる方は、現地でお会いできるのを楽しみにしていますワクワク!
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