心の構え。

      2019/04/21

 昨日は花王が主催で、開業医や産業医を集めての勉強会がありました。
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 メモ 本
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 実際はカウンセリングの現場でも、医療従事者は精神が破綻する率が高いのです。
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 議長をしていた那須先生と控え室で話しましたが、看護の仕事は優しい人が入ってくるので、比例して傷つきやすい人が多いと••••。

 夢をふくらませながら入ってくる世界は、イメージが強くて、自分はかくありたい。私の憧れた世界はこうあるべき。


 そのようにイメージが先行すると、現実の厳しさ、泥臭さを憧れのイメージで装飾して現場に入ってくるので「こんなはずではなかった」「イメージと違った」と最高100からの減点法になります。

 最初から苦しい世界だと思って入ってくると0から始まるので、仕事でも、学校でも思ったより楽しかったとか、意外にもステキな人が多かったとマイナスから点数は加算される得点法に変わります。

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 心の世界では、よいイメージを持てと言われます。でも、あまりにも現実を無視して夢見る夢子さんになり過ぎると、どんなことにでも耐えようとする心構えに欠くので、現実の厳しさにスグに耐えられなくなります。

 人生を、トータルでステキなイメージを持つことはいいのです。でも、何かをする時には、どんなことがあっても乗り越える。いや、乗り越えていこうという覚悟や慎重さが必要になります。
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 熱いかなぁと思ってコーヒーを口にすすると火傷をしませんが、勢いよく熱いコーヒーを口に運ぶと火傷する可能性があります。
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 結婚する。

 就職する。

 新しい場所で暮らす。

 憧れの職業につく時には、やはり覚悟が必要になります。

 そう、人生は楽しむのが1番!

 でも、慎重さに欠いた人生は、心の生傷が絶えません。

 空手と同じで、人生の勝負時、さぁ、一歩前に出て、構えて•••始め‼柔道




日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき













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