夏に、さよならアイランド!
2019/04/21
明後日から二泊三日のアイランドツアーが始まります。
全国から200名のメンバーが集まって、姫路から船に乗り、兵庫県が管理する自然体験ができる島に渡ります。
もう十数年の恒例のメンタル祭です。 今年もリピーターや新規も含め定員オーバーで抽選になりました。落ちた人は来年に挑戦してくださいね。
もともと、このツアーは、僕が心理的に悩んでいる人の為にやり始めた「京都丑三つ時ツアー」が原型になっています。
これは京都のある場所(電信柱もない、昔の古都をイメージできる)に夜中に行くのです。
参加者のメンバーが車座になって、昔の人たちのことに想いを巡らせる。
ここで昔、何があったと思う?
ある学生は「この玉砂利の上を牛車が、月明かりをたよりに進んでいたかもしれませんね。もしかして、政略結婚で嫁ぎたくもない人にお姫様が嫁がされたりして••••」
ある気弱な男の子は「この土塀の向こうの長屋で、立身出世の夢に敗れた侍が、傘を張っていたかも••••」
リストカットをしたある少女は「身分の違いから愛する人と添い遂げることのできない愛に、涙を流しながらあの月を見て和歌をつづった乙女がいたかも••••」
そこで、僕が問いかける「その頃の人たちも色々あって、哀しみ、喜び、孤独、葛藤がありながらも、生きぬいてくれたから僕たちの世代があるんだよね。そのセンパイ達の時代は決して今よりも生活水準は高くはなかったし、身分の違いもあり、仕事も自由に選べなかっただろうね」
皆の顔が何かに気づく‼
「それに比べれば僕達の時代はどう、誰もが食べれて、平等で、その気になれば何でも出来る。何よりも自由が保証されている。そんな時代に生きているのに苦しいだとか、将来が不安だとか、言っていていいのかなぁ?」
すると中には熱い学生ボランティアが居て「そうですよね。僕達はヤワですよね。みんな色々あるんですよね。それをセンパイ達は乗り越えて、今の日本はあるのに。ヤワ過ぎますよ、俺たちは‼」
「私もなんだか小さなことに悩んでいました。昔の人たちに負けないように頑張ります!」
ウツの子も「私も乗り越えます!」となる。
それが、古都京都丑三つ時ツアーです。今は開催はしていません。それに少人数でしかできないのです。
それをベースに変化していったのがアイランドです。
海をへだてた自然環境の中で、インディアンが自然にチューニングするワークを加えたり、人を信じ協力することで感動が得られるワークを加えたのが現代のアイランド・ツアーです。
今年はどんなドラマが待っているのか?
今年は野本くん、櫻井くん、イケメン二人に誘われて浴衣を着てみようと思います。
今年はついに忙しかったので、着ることができなかった日本の夏。
逝く夏を思ってメンタル最後の夏祭りです。
もし、今年の夏に浴衣を着れなかった人は浴衣を持参してみてはいかがでしょうか
そして、サプライズの星空のワーク
今年も流れ星がいっぱい見えればいいのに!
ただ、台風が心配ですが••••
でも、晴れメンバーがたくさん行くから大丈夫です‼