君の手に、愛と輝きを…
若い男は不安だった。
「一人の人間をしっかり育てていけるのか?」と…
ある人が言った「赤ちゃんが拳を握って生まれてくるのは、大人になるまでの蓄えを自分で持って生まれてくるから心配はいらない」と。
まさにその人の言うとおりだった…
彼らは気がつけば、それぞれに大人になっていた。
あの頃の若いパパはこう思う。
生まれてくる赤ちゃんは、その両手の拳に必要な愛と宝物を持って生まれてくる。そして、その手に持っていた宝物を、あの生まれた日にパッと開いて世界に喜びと愛を解き放った。それは感動的なシーンだった。
生まれた時に、手放した愛と優しさをもう一度、自分の手の中に集めるために人生は生きるのだと思う。
職業がら「死にたい」という若者に出会うたびに僕は考える。君は「その全世界に与えたものをもう取り戻すことができたのかい?」って。時にそれが見つけられなかったり、迷ったり、座り込んだり、泣きじゃくっても良いから。それを探さないと…
生まれた時に全世界に手放した愛と輝きは、きっと君のそばから消えてはいない。
いつも君に発見されるのを待っている。
君が頭をうなだれる時にも、這いつくばっている時にも、悔しさに空を見上げる時にも、気長にワクワクしながら君のそばで待っている。
それを探す意味が人生にはある。生まれた時に周囲に手放した愛と輝きを、その両方の手の中に返してもらうまで。それを一緒に探そう。僕も手伝うから…
愛と輝きを、君の拳に取り戻して新たな世界に旅立つために。
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心理カウンセラー衛藤信之
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