七夕伝説!

      2019/04/21

 

 七夕伝説の主役は織姫星キラキラと彦星キラキラです。西洋名では、こと座のベガとわし座のアルタイルだそうです。

 どちらも一等星で明るく、都会でも時間と方角があえば見ることができます。そして街の灯りの少ないところでは、天の川が流れているのも見ることが可能です。

 もちろん、天の川はたくさんの星の集まりです。実際に川ではありません。

 これはもともと中国のお話なのです。

 日本の川なら根性があれば好きな女性のタメに泳いで川を渡ろうとしますが、中国の黄河や揚子江なら対岸は、巨大な湖のように霞んで見えません。そうなら渡るには命がけの覚悟が必要です。

 実際に、二つの星の距離は15光年、光の速さで15年かかります。これを僕たちが理解できる単位で表すと150兆kmになります。すごい距離です‼あせる

 これは、人類が将来、光の速度を超えない限り、毎年一回会いに行くなど不可能な途方もない宇宙の遠距離恋愛です。

 今日はあいにく全国的に天気は曇りか、雨のようですねダウン

 残念に思う人もいるでしょうね。でも雨雲の上は、いつも晴れているのですよアップ

 彼らも久しぶりの逢瀬(デート)を地上から好奇な目にさらされるよりは、人目に隠れて逢うほうが幸せなのではとひらめき電球僕ならそう思います••••

 一年に一度なんて、すごく新鮮ですよね。新たな気持ちで、再会のたびにドキドキするのでしょうねドキドキ

 現代社会のように、恋人に会えるのが当然で、携帯電話でいつでも思いのままに話しができるのが、当たり前の社会では、やっとの思いで恋人に再会できた感動の深さを味わうことなど簡単ではないのかもしれません。

 時間の経過と共に、楽しいデートもなれ合いになり、恋人に出会う感動が薄らぐのなら、年に一度の再会は永遠に恋人同士のようで幸せではないかと僕などは思ってしまいます。

 ただ、天文学者からすると、一年に一度という頻度は、星にすれば一瞬の時間なのだそうです。星の年齢は人間に比べれば、永遠と思えるくらい長いのです。

 彦星も織姫星も、天文学的には比較的若い星星で、あと10億年以上も星として生きるそうです。

 その時間の長さを人間の基準に合わせると100才まで生きるとすると、星にとって一年に一度会うことは、人間の寿命に換算すると三秒に一度の頻度で、彦星と織姫が会う計算になるそうです。



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 これでは、ほとんど一緒にいるのと同じことになります。なんだか、七夕のロマンチックな話が台無しですね。

 天文学本は、なんてロマンのない見方サーチをするのだろう。心理学でよかった。

 え~、もう少しデートの間隔をあけたいですって彦星さんあせる

 え~、織姫さんも、そう思ってるのデスってあせる

 僕がカウンセリングしましょう‼



日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき



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