ロマンに酔う・・・?
2019/04/21
昨日は夜の名古屋の講座後、ホテルに帰り、心地よい疲労感の後に、ふとホテルの窓から夜空を見ると、ビルのすき間から月が見えました。
すごい偶然!この時間に、ビルのすき間から••••なんてGood timingなんだろう。月の移動速度も早いはずなのに、この瞬間に、わずかなビルのすき間から‼
あ!
明日の名古屋の講座はシンクロニシティ(共時性=意味ある偶然)のトランスパーソナル心理学なのです。
スゴイ!これは写真に撮らないと!
カシャ!カシャ‼
心地よいシャッター音‼
ちょうど一週間近く前の19日から20日かけての月はスーパームーンで、19年ぶりに月と地球が最接近して月の大きさが14%大きく、光は30%増しだったはず。
だから、一週間近く経ってもこれだけ丸いのか!やっぱり明日の授業は楽しくなりそう‼
朝、出かけるまえに窓から空を見てガーン!
え⁉
そうなのです。月の在った場所に建物が••••
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そうです。僕は照明の電灯を見ていたのです。明けて見ればロマンチックな月も、人口の照明器具というもの。僕はそれに見惚れていたのです。
そう、僕は最近スーパームーンだったという事実、次の日がトランスパーソナル心理学というダブルの偶然に「認知のバイアス」が、僕の思考から客観的な認識を奪ったのです。
でも、この認識の歪みは恋愛にも多くの悲喜劇を生み出します。
アバタもエクボです。
好きという想いは結晶化作用を生みだします。相手のステキなところしか見えなくなる。エクスタシーという意味は「忘我」という意味があります。自分を失った状態です。
恋は幻想(イリュージョン)に始まり、幻滅(デス・イリュージョン)で終わると言われます。
そばに近づくと細かいものが見えはじめ、情報が多くなります。それは、良い場合と、悪い場合があります••••
大澄賢也さんが「結婚は富士山のようなものだ」と語りました。富士山は遠くで見ていると美しいが、登りだすと、樹海があったり、落石の危険があったりと••••賛成はできませんが、きっと、大物歌手との結婚生活は、彼のキャパシティを超えていたのかもしれません。
「知らないほうが良い」ことはたくさんあります。
月も大昔のほうがロマンがありました。ウサギが餅をついているとか、かぐや姫が住んでいるとか••••でも、アポロ計画で、宇宙飛行士がロケットで降り立つと凸凹(デコボコ)の星だと人類の認識は変わりました。
真実が人を幸せにするとは言えないのです。
でも、僕は愛する人には、できたらステキな「認知のゆがみ」を感じていたいなぁ
知って幸せになることと、知らないほうが幸せになること••••
知る権利、伝える権利と言われますが、ただ、多くの情報を流すことには慎重に考えないとならない時代ですね。
そんなことを思った「なんだかなぁー」の朝でした。