マインドコントロールされやすい人の特徴

① 変われるか? 変わりたいか?
「わたしは、変われるのでしょうか?」と問われることが多いです。
僕は「あなたは変わりたいですか?」と逆に問い返すことが多くなります。
なぜなら「変われるでしょうか?」という言葉の背景には、「変われないかもしれない」という自己不信感が無意識にあるからです。
このような質問をする人の多くは、マインドコントロールされやすい予備軍だと思います。

先日もニュースで、スピリチュアルカウンセラーを名乗る女性にマインドコントロールされた男性2人が、海で溺死した事件がありました。
誰かに頼ろうとする自信のなさが「変われるでしょうか? 何とかしてもらえませんか?」という姿勢につながり、自分への頼りなさが結果として“魔”にしがみついてしまうのです。
“魔”とは、詐欺師・偽宗教家・金儲け主義のセラピストなどです。
僕は結局、人は自分で自分を自覚するしか、自分を救えないと思っています。
② 変われないのではなく、変えたくない
性格は「変わらない」のではなく「変えたくない」のです。自分の性格に不満があっても、その人は何十年もその性格で生きてきました。新たな行動パターンを取るのは怖いのです。
人は変化を求めながらも、実際は頑固で保守的です。

例えば「今日からダイエットしよう」と思いながらも、友人に「美味しいスイーツを食べに行こう」と誘われると「うん、行く行く」と、誘惑に負けてつい行ってしまうことがあります。
あなたを今までどおりのパターンの中に留めようとする力は強いのです。変わりたくない自分が「明日からでも大丈夫」「今日は疲れているから糖分が必要」「友達の親切を断るのは悪いから」「新しいお店を知っておきたい!」などと、あなた自身を誘惑してきます。
そういう人は魔法のような美味しい言葉に惹かれます。「簡単に痩せられる方法」「5分だけでスッキリとしたカラダに!」「何も我慢していないのに、なぜ脂肪が?」などのキャッチコピーに見事に惹かれます。このような人はマインドコントロール予備軍になりやすいのです。
誰かに何とか変えてもらいたいのです。マインドコントロールされる人の特徴です。

③ 繰り返されるパターンから抜け出すには
「自分を知る勉強をして、自分のパターンを知ってください。自分で自分を救うのです」と教室に誘っても「時間が」「心理学では」「いつか」と言い訳をして、大切な一歩を踏み出さない。
僕がチャンスのロープを降ろしても、そんな人は這い上がらず「穴の中まで降りてきて、ただ抱き上げて救ってほしい」と願ってしまうのです。そして同じパターンを繰り返し時間だけが過ぎていきます。
仕事や恋愛の悩みも同じパターンを繰り返します。(反復強迫)
⚪︎親から厳しく指摘されていた人が上司の言葉に過剰反応し、仕事を辞めてしまう。
⚪︎親に逆らえない娘が、夫にも逆らえない。
⚪︎いつも優しくしたいのに、親に厳しく言う…
これらを抜け出すには、自分を客観的に知る必要があるのです。

それらを見たくない人ほど「私があなたを救おう!」という甘い言葉に引っかかってしまうのです。
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心理カウンセラー衛藤信之
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