ヘアードネーション

      2019/04/21

 アメリカのインディアンの保留地で、インディアンの風になびく髪がカッコよくて、アリゾナで風を感じたくて髪を伸ばしはじめました。
 帰国後、インディアン・カウンセラーと異名で呼ばれるようになり、いつの間にかこの髪型がトレードマークになっていました。

 

 

 髪の毛は神経から伸びたセンサーとも呼ばれています。第二次世界大戦でアメリカのインディアンだけはレーダーでも分からない敵の動きを察知することができました。ですから、多くのインディアンが、戦地での偵察兵として雇われました。しかし、アメリカ兵と同じにように軍人カットにしショートに刈り込むと、その動物的な直感や特殊能力が失われてしまったと報告されています。そこで、アメリカの国防省はロングヘアーのインディアンと、ショートヘアーのインディアンをペアで組ませて、危険察知や危機回避の実験を行った結果、すべての項目でロングヘアーのインディアンのほうが高得点のスコアを示しました。その実験の結果からインディアンだけは軍隊の中でロングヘアーでいることが承認され推奨もされました。
 
 日本の侍も、敵と遭遇した瞬間に、相手からの殺気を風でとらえるために、髪の毛を伸ばすことを好みました。チョンマゲはそれの名残です。相撲取りが引退すると、おごそかに髪を切るのは力を失い、普通の人にもどる儀式です。

 旧約聖書に出てくる、怪力サムソンも髪の毛を切ったために力を失いました。古今東西から髪の毛にまつわる逸話はたくさんあります。
 
 実は、そのトレードマークの髪の毛を切りました。


 そして、ヘアードネーションしました。ヘアー(髪の毛)ドネーション(贈り物)したのです。小児ガンや無毛症、先天性の狭毛症、不慮の事故などで髪の毛を失った子供たちに無償でウィッグを提供するボランティアのためです。
 
 僕も昔、長男が一歳の誕生日を迎えてすぐに、肝芽腫(肝臓のガン)に冒されて、京都府立医大に一年間入院して抗ガン剤治療を受けました。その時に彼の髪の毛が抜け落ちました。もちろん同部屋の子どもたちも、皆そうでした。
 
 僕が講演会で話す、しゅんしゅんの髪の毛も抜けていて、彼も出かける時は帽子をかぶっていました…
 
 ある時にヘアードネーションというボランティアが日本にもあると受講生から教えてもらい、それからは祈りを髪に込めてカウンセラーとして心に仕えること(仕事)をしてきました。
 
 そして、髪の毛がある程度の長さに到達したのでドネーションしました。
 また、これから祈りを込めて初心に戻って、髪の毛を伸ばし始めます。もちろん、心からの祈りを込めて…願いはガン細胞、退散!!!


 すみません、皆さんには興味のない報告ブログになりました。

 

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