ステキな出会いは打算の外に・・・

   

 どうすれば愛される自分になれるのでしょうか?

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 誰かと穏やかな愛を続け、自分の成功の道具に愛をしたくなければ、自分の人生をしっかりと持ち、自分自身で充実した人生を生きる覚悟が必要です。それは、自分の不安の鎧(お金、地位、スペックの高い取り巻き、高級ブランド)を身につけることではありません。それは、自分自身がオリジナルな能力を使い、自分の可能性で人生を楽しむことです。

 読者の中には、自分自身のオリジナルの能力がないから「困っているのよ💦」と落ちこむ人がいるかもしれません。では、自分自身の能力とは何でしょうか。僕のセミナーでも「自分のオリジナルの能力を最大限に活かせていますか?」と参加者に聞くと下をうつむく人を多く見受けます。

 あなたも、そうかもしれません。「あなたの能力は何?」と言われると、多くの人は、英語力、プログラミング能力、経理能力、営業力、美容の知識、栄養学などと思っている人が多いようです。

 そこに幸せになれない落とし穴があります。自分自身の最高の能力を知っていません。外側ばかりの「不安の鎧」に目を向けて、内側の自分の心に目を向けていないのです。多くの人が持っていながら意外と知られていない隠れた潜在能力とは?

 それは「他人に対してのサポート力!」です。あなたの笑顔だったり、いたわり力であったり、誰かに向ける何気ない優しさなのです。一言で言うとポイントは「他人に対して」というところです。

 身近な人には優しくて「サポート力」を発揮していても、まったく自分に関係のない他人に対しては「サポート力」が、いちじるしく落ちる人がいます。

 コンビニの外国の店員さんに笑顔で「ありがとう」であったり、道に迷っている人に声をかけるであったり、お婆さんに席を譲るであったり、ウェイトレスさんにコップに水を入れてもらった瞬間の何気ない「ありがとう」の会釈するサポート力です。

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 どんなに見た目が美しくても、多くの異性は中身を見ています。スマホで話しながらコンビニの店員さんの目を見ないで釣り銭を受け取っていたり、道に迷っている人に、時間があるのに見て見ぬふりをして通り過ぎたり、高齢者が目の前に立っていても無視して携帯に目を落としながら座り続けている人。ウェイターが水を注いでくれているのに当然という顔で、足を組みなおす態度、エレベーターで人が来ているのに「閉」のボタンを連打する人は、身近な人には優しくても、他人へのサポート力、共感力がとても低いのです。

 見た目は年齢と共に衰えていきます。でも、その人の内面の美しさは歳を重ねるほどに輝きが増してゆくものです。  

 この能力を高める人は、多くの人からも好かれていて、誰に対しても敵をつくりません。「私、そうしていますけど嫌われます。敵が多いです」となげかれる人は、見せかけだけ好かれるために「良い人」を演じているのではないですか?もちろん、まったくやらない人よりもレベルは高いですが…

 「いつもキレイに化粧をし、エステにも通い、ネイルもしているのに出会いがないの?」という人がいます。これも勘違いをしています。外だけを着飾っても男性は、この女性は「お金がとてもかかりそうな女性だなぁ~」と思い逆に敬遠してしまいます。もちろん、プラグマ(打算)パターンのハイスペックなパートナーを探している女性なら「そんな財力がない男性は、こちらから願い下げだわ」と言うかもしれませんが、財力を求めると、残念なことに、そのパートナーに財力で支配されてしまうことを考えていません。 
 さらにレベルの高い人には、友人や知人にもレベルの高い人たちの関係者が多くいます。当然、そのレベルの高い人との付き合いを通して競い合い、子どもの学校、習いごとなど、永遠に上か下か、財力のチキンレース(死ぬまで勝負)をくり返してしまうことになるのです。

 外を着飾らないでステキなパートナーと出会いますか? 答えは「YES」です。

 僕の周囲でステキな出会いをしている人は、やはりこの能力が高い人です。そして、 ステキな出会いは打算の外にあります。

 ある女性は高層ビルの窓から営業スタッフが雨が降り出したことを知らないで出かけたのを知って、あわててかけ出して下の階で、そのスタッフに傘を渡している姿を見て、社内でも人気ナンバー1の独身男性に交際を申し込まれました。

 子どもがソフトクリームを不注意で落としたのを知って、彼がそれを売店で買い、少年に手渡しました。そのことを彼女に伝えないで「トイレから戻ったら、あなたがいないから びっくりしたわ💢」と彼女に責められ「ごめん、ごめん」と彼が謝罪している、まさにその時、通りかかった少年とお母さんからソフトクリームのお礼を言われて、彼女は彼がいなくなった理由をはじめて知ったのです。「なぜ、すぐに言わなかったの?」と彼女は彼を軽く口では責めながら、心の中では「この人だと決めた!」と結婚を決意した理由を話してくれました。その彼女は優しいご主人と幸せな結婚生活を続けています。

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 見ず知らずのお婆さんの話し相手になって、感動したお婆さんに「孫に会ってくれないですか?」としつこくお願いされた心が優しい女性もいます。

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 幸せな出会いは、何気ない優しい心の延長線上にあるのです。魚の目鷹の目で出会いを探していると本当の大切なことを見逃しがちになります。

 そうです、ステキな出会いは打算の外に…

 

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