アリのように•••••
2019/04/21
「千里の道も一歩から」
どうしようもない現実や悲しみに出会うと人は途方にくれる。瓦礫の被災地を見ても人は途方にくれる。
でも、アリの巣が壊れても、やはりアリも、蜜バチも、黙々と巣の修復を始めることを誰もが知っている。
長く続く階段の先を見て途方にくれるよりも、今日の目の前にある一歩をしっかり踏みしめることに全力をつくすしかないのだ。
それは、次の世界に行く近道••••
僕らは日々の日常で、哀しみに気を向けると、大切なことを忘れてしまう。なにげなく生活している中にもアリのように頑張った人々の努力がある。
そう、なにげなく瞬時に過ぎ去るトンネルの1メートルの中にも、たくさんの汗と涙が染み込んでいる。
心の目で見なければ、頑張った人々の夢を、なにげない景色として見過ごしている。
僕たちは、いつかはきっと暗闇を掘りきり、太陽のまぶしい光あたる場所に立っている。
でも、本当に哀しく疲れている時は、心を冷凍保存して「その光の場所に眠った状態で連れて行ってくれ~」と願う。
それは、人生からの逃避だから、アリも、蜜バチも、人間も現実から逃げないで、目の前の「今、ここ」の「今日」というステップを踏みしめなければならないのだと思う。
マスコミも政治家も、誰が悪かったのかと犯人探しをしている暇はないぞ‼
アリや蜜バチにできて、人間にできないことはないさ!