もう一つの物語。
2019/04/21
どこに行った???
箱ならばひっくり返せば、出てくるのかもしれませんが、iPadやスマホは逆さにしても、縦にしても横にして出てこない。
もちろん、適当に保護しながら、書き進めればよいのだろうけど、気持ちよくキーボードが進む時ほど「あ‼」って時がある。
よく書けたなぁと思える文章であればあるほど、その心の落ち込みは大きい。そして、マイナス思考な人ほど、自分はヤッパリ運が悪いとなる。
自分の大切な時間がムダになったと…
そんな時には、インディアンの教えを僕は思い出す。
何かが、お前から失なわれたら、そこから失ったモノの新たなストーリーが始まると…。
ストーリー⁈
あなたが傘をなくしたら、誰かがその傘で、恋人と濡れないように肩を寄せ合ってステキな思い出を作ったかもしれない。
その女性が妊娠中なら、その傘のお陰で風邪をひかなくて無事に赤ちゃんが育ったかったかもしれません。
人によっては「そんなぁ、ヘンなオヤジが持っているのよ!最悪!」って思ってしまう人がいるのでしょうね。それもその人のイメージの世界なんですよね。
一生懸命に書いたステキな文章が失われたら、SFによく登場する並行世界(パラレルワールド)で読まれているかもしれません。
僕たちの世界に、スゴく似ているのだけれど、わずかに違う、もう一つの世界で失われた文章が読まれているのかも…。
そして、その世界でスゴく感動を与えているかもしれません。
失われたモノのストーリーを愉しむ!
あなたの失った片方のピアスは、小さな少女アリエッティの借りぐらしの部屋の飾りになっているかもしれない。
窓にキラキラ✨お星さま、みんなスヤスヤ眠る頃、オモチャは箱を飛び出して、踊るオモチャのチャチャチャ 作詞 野坂昭如 作曲 越部信義
子供の頃、僕はこの歌が好きだった。
好きだったのではなく…僕は信じていた(笑)だから、必ずオモチャには、友達や家族を用意していた。
子供の時は現実の能力が少ない。だから、イマジネーションのパワーは大人には負けない。
でも「大人も子供に負けない想像力を持て」とインディアンは教えてくれた。
それが、人生を愉しむ方法だと…
僕たち、大人もストーリーを無限大に広げよう。
あなたが、誰か大切な人を失ったのなら、違う世界では、その誰かと、今でも口ゲンカしながら一緒に住んでいるのかもしれません。そんなことを想像しながら安らかな夢に入ろう
今日、誰かとケンカしたなら、意地をはらないで謝ろう。
なぜなら、違う世界では、あなたの口ゲンカしている姿を、うらやましいと思っている、別の世界のあなたがいるのかもしれないのだから…。
違う世界の病床の僕は、今日笑って歩けた僕を夢見ている。
だからね。
ストーリーは、人生を豊かにするんだよ。
今日のあなたのストーリーに乾杯!