あなたの世界を変える方法

      2024/06/24

  

 あなたの日々の言動が、世界を楽園にも地獄にも変えてしまう。

  

 いつも自分が成功を求め、自分の生活のレベルの低さに劣等感を感じる人は、自分よりも生活レベルの低い人にマウントを取りたがる。

 自分の能力に自信がない人は、自分よりも能力が劣った人を小馬鹿にして安心します。

 お金持ちになりたいと願いながらも、その結果が出ないで自分の地位や蓄財に悩む人は、お金が人生の主人公なので、お金持ちには迎合し、貧乏人には偉そうに振舞ってしまう。

  

  

 このような人は、お金持ちや貧乏人の、真実の姿に出会うことはありません。なぜなら、お金持ちにも不幸や孤独感もあり、貧しい人にも安定や喜びは存在するからです。

 若さと体力に価値を置く人は、体力のない人を軽視して高齢者に冷たい態度をとってしまいます。だから、自分の老いと体力の衰えに恐怖を感じるのです。

  

 安定したパーソナリティの持ち主は、誰かに卑屈になることも、誰かに尊大に振舞うこともありません。もし、あなたが深刻な劣等感に悩まされているなら、自分の心のレンズを変えることです。「女なんてわがままで」、「男なんて身勝手だ」とか「成功者は素晴らしくて、貧乏人は価値がない」という偏見です。

 貧乏人に優越感を感じて尊大に振舞っているのに、成功者には卑屈になり、もみ手と笑顔で歩み寄る人は、世界を「成功の天国」と「貧乏の地獄」の単純に引き裂かれた二つの世界観で生きています。

  

  

 忘れてはいけないのは「優越感」と「劣等感」はコインの裏表です。偉そうに振る舞っていた人が、突然に神経を病んで命を断つのは、自分で作った地獄の世界に落ちた自分が許せないからです。

 僕は「地獄」にも天国は存在し「天国」にも地獄があると思っています。 誰かを嘲笑う人ほど、自分の世界観が狭いのです。世間をバカにする親の言葉を聞いて育った子どもは、間違った世界観を身につけてしまいます。

 「貧乏人は嫌だね」「能力のない奴は価値がない」「老いたら人間は終わりだね」

 そうやって家庭の中で誰かを引き下げる会話の中で育つと、世界が二元世界だけに固まります。誰かの失敗を嘲笑う家庭で育ち、親と一緒に誰かを小馬鹿にすることで、子どもの世界はやがて二つに分離されます。

 「天国」と「地獄」。

 「成功」と「失敗」。

 「勝つ」か「負ける」

 と単純化されただけの狭い世界観を身につけることになります。

  

 龍馬の如く「世界は広いぜよ」と僕は思う。

 あなたが生きることを楽にしたければ、誰かを見下して嘲笑うことではなく、その者に優しくすることが唯一の治療です。なぜなら、あなたが笑った誰かの弱点は、自分の中にも確実に存在する弱点だからです。

 その弱点をあなたがあざ笑うことで、あなたの劣等感は深刻になり、自分が嫌いになるリスクを上げます。 でも誰かの弱点をあなたが優しく受け入れることによって、自分の弱点にも優しくなれます。

  

  

 人をさげすまない。人を決めつけない。価値観を固定しない。

  

 それだけでも心がけてみませんか?

  

  


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心理カウンセラー衛藤信之
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