「真なる強さ」への第一歩は…
自信がない人は「自信がないことを認めない」と心理学では言われています。
なぜか?
自分に自信がないことを認めてしまうと、周囲の誰かが自分から離れていくのだと不安が強いからです。だから自分を大きく見せようと心のエネルギーを日々すり減らしてしまいます。
その結果、人に弱さを見せまいとカモフラージュしているので平常心と怒りの感情起伏が、目まぐるしく変わります。
妻が「あのスポーツ選手は頑張ったのね」という話題に突っかかる夫。
「バカだなぁスポーツ選手は選手生活が短いし、故障したらアウトだ。だから生活は不安定なんだよ。君はそんなことも考えられないのか💢」妻はいつも怒りのトバッチリを受けることになります。
「コンサルタント業を彼は始めたんだって」と友の話しにも反応する。
「コンサルなんてチョチョイと、誰もが分かることを語って金もらってるんだから。口八丁の商売だよ💢」
同じ大学の仲間が「IT企業で頑張ってるんだって」と友人の何気ない言葉に彼は傷つき、
「実際はITなんて流行り廃りがあって不安定だし、もう昨日の技術は今日は使えない仕事さ。所詮、横文字の仕事は浮き沈みが激しいのさ💢」と不機嫌になってしまう。
その人が平和な時間から戦闘モードに入るスイッチが周囲にはわからない。家族や親しい人たちは“話題にしてはいけない禁句”が多くなり会話に気をつかいます。
さらに戦っている本人も大変なのです。
彼女が「あんな人生も楽しそうね」と言えば、
「外から見ているのと、実際の生活は全然違うんだよ。楽しいどころか悲惨だよ」と即反応して引き下げにかからないと心が落ち着かないからです。
自分に自信がない人は言い訳が多いと心理学の世界では言われる。
「オレはもっと大きな仕事でないとモチベーションがあがらない」「今の会社の上司には、俺の実力を使いこなせない」と真の戦いを避けて言い訳しながら転職を繰り返すことが常になる。
あるうつ病患者は、ありとあらゆる会への参加を避けるようになりました。彼が恐れたのは「座る席順」でした。自分が自分の望むところに座らされていなければどうしよう。自分が思ったような高い評価を得ていないのではないかと思うと、ノミのようなプライドが、すべての会への参加を彼から遠ざけたのです。
「本当の強さ」は「自分の弱さ」を自覚した時に生まれます。
「自分は弱虫だなぁ」「自分は仲間の成功に妬ましいんだなぁ」
「自分は自信がないんだなぁ」
と認めることが、「偽りの自信」から「真の自信」への第一歩です。
ある人が政治家を目指していました。党や他の議員から支援を得られず公認をもらえなかったことからケンカ別れし政治家を辞退したそうです。
しかし、今回は裏金問題の余波で、野党が躍進し、自分がケンカ別れした同世代のメンバーが国会議員になれそうだ。
「自分も政治を続けていればと思うと、日々仕事が続かず自分は鬱鬱として経済的にも苦しい毎日。成功や当選しそうな人々を呪いたくなります…」
この文章の彼は大丈夫です。悔しさを誤魔化さないで認めているからです。人は弱さも妬みも誰にもあります。それを見据えて生きることで本当の強さが身につきます。
だから仲間の成功を妬む度に「俺もこの程度だなぁ」「悔しいんだなぁ」と軽く自分を笑って、まぁ過去に囚われないで、俺は目の前にあることに集中しよう、と思う。
「その先に真なる強い自分が未来で待っていると信じることです」
と彼に伝えました。
あなたも強くなりたいなら心理学を学んで下さい。
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心理カウンセラー衛藤信之
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