「天職」とは…
2023/08/21
人間何のために生きるのか?
僕は「このために生まれてきたなぁ」と日々感じることが仕事でよくあります。
よく質問されます。「天職に出会いたいのですが、出会えますか?」
天職とはあなたから「その仕事を除けば何も残らない」と言われる仕事が天職です。
それは家庭では子育てかもしれないし、料理人のように美しく料理を作る仕事かもしれません。結婚式の司会かもしれません。誰かを安全に目的地に送り届ける運転手さんかもしれません。
先の天職の質問者は、次に「ところで、その天職でお金持ちになれますか?」となるケースが多いのです。
このような質問する人たちは、天職を探すよりも、お金を儲けすることを探しています。でも、楽しくないことをしてお金を儲けしても、やがて人生が虚しくなります。その虚しさを埋めるために、お金を集めて穴を埋めようとする。
本当に天職に出会えた人たちは「こんな好きなことをしてお金をもらって申し訳ない。逆にこの仕事をお金を払ってもやりたいこのに…」となるのです。
「自分はこのために生まれたきたなぁ」を、いつも感じてしまうのが「天職」の特異性です。
心理カウンセラーという僕の仕事は、苦しみの渦中にある人々を、その下層からもう少し居心地の良い場所に引き上げるお仕事です。正直に言うと、その心理カウンセラーという仕事によって僕自身も救われました。今でもどんどん楽になっています。
これは心理カウンセリングの勉強をした人だけがわかることですが、人を救うつもりが、自分がどんどん生きやすくなっていくのです。例えば、僕が誰かに「生きる意味」を熱く語っているうちに「自分が生きる意味」がハッキリしてくる。「誰かを許そう」と語りながら、自分の恨みも和らぎ誰かを許そうとする。
これは心理学では宣言効果(Declarative Effect)とか、自己暗示効果(Autosuggestion effect)とも呼ばれます。
皆さんは経験ないですか? 弟や妹の勉強を見ているうちに、自分が勉強になるとか、部下を指導しているうちに仕事の本質に、自分が目覚めるとか、恋人に去られた友達を元気づけていくうちに、自分が「人生の出会いは、いっぱいあるさぁ」と元気になるのも、その効果です。
誰かの悩みを援助することで、こちらが癒やされていく。そして、多くの出会った人々に感謝される率が高いのが心理カウンセラーの仕事でもあるのです。
インディアンの死生観は、自分がこの世を去る時に、出会った人たちの多くが別れを惜しみ、心から悲しんでくれる人たちに、どれだけ出会えるかで幸福な人生は決ると言われます。
だから、誰かを救う仕事。こんなにステキな仕事以上の仕事を、僕はいまだに見出せないでいるのです。だから、僕は天職によって元気に走れるのです。
だから、誰かのために、今日、あなたは援助してください❣️
それは、今日から、あなたが救われる方法でもあるのです。
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心理カウンセラー衛藤信之
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