揺れる心…
コロナウイルスは肺炎を引き起こします。
ウイルスは僕たちの心にも色んな影響を与えそうです。
恐怖のために「排除する心」と「優しい心」、感染した人には罪はないと、二つの心が押し寄せる。
「中国人め!」「危険だから下船させるな!」「なぜ、病人を自宅に帰らせたのか?」「厚労省は何をしているのか!」
「日本の援助が中国の人から感謝されました」「船にいる人への高校生からの応援映像が船内に流されて海外の人も感動!」「勝浦のホテルの砂浜で灯ろうを立てて応援しています」
恐怖の情報が流れるなか…なぜか、優しい情報にホッとする瞬間があります。
人生とは「どういうものですか?」人生が「あなたに問いかけている」と、あなたの一瞬一瞬の「どちらを選んだかの集大成が、死ぬ瞬間に、あなたの人生になる!」と言ったのはV・フランクルです。
その瞬間、瞬間の心が揺れます。あなたも、私も、心はコロコロ変わるから「心」それを固定させるのが「言葉」なのです。どんな言葉で心を固定させるのか?
「どうして、あなたは見ず知らずの人に援助の手を差し伸べるのか?」マザーテレサは答えました。「私は、ただお一人の人を救っているのです。神様は色んな人の姿のフリをして、私の前に現れる。その誰かに変じている、お一人の人を救いたいのです。その変じたその人に扉を開けるのか?閉じるのか?をあのお方はしっかりと見ておられます」と…
私たちも誰かにした事は、自分に返ってくるのかもしれないのです。
穏やかな人生を歩きたいなら、穏やかな言動をする必要があるのでしょうね。
心はいつも波にあおられる船のように揺れています。それを固定させる決定打が言葉です。
今日も言葉には気をつけましょう。
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
〜マザーテレサの言葉〜より