最高の福岡校の修了式!
先日、福岡校の修了式がありました。今回、福岡の皆さんには、長い時間待たせてしまいました。でも、福岡のメンバーは変わらない笑顔のままで「待っていました!」と、とても優しい笑顔で迎えてくれました。そんな九州メンバーの優しさにスタッフも僕自身も大感激のうちに無事に式典は終わりました。
今回、初めて家族の参加もOKという試みで開催した結果、僕もステキな受講生の家族にも会えましたし、感動的なシーンも沢山目にしました。 カウンセラーのライセンスを取るには、家族の協力が陰にあって、この修了式を迎えたのですから。
また、家族からも「親が心理学を学んで笑顔が増え、穏やかなコミュニケーションに変わった理由がわかりました」と言ってもらえました。そして華やかな修了式の式典に家族が参加したことで、一生懸命に楽しんで通う理由を感じとってもらえたようです。
修了レポートを発表してくれたメンバーは若い頃の結婚生活を語ってくれました。
ご主人の家の敷地内での新婚生活で、長男が産まれ、家が義父母の目と鼻の先なので、いつ義理の両親が尋ねてくるか分からないから、産後で疲れているのにリラックス出来なかいことへのイラ立ち。子どもが泣くとすぐに義両親が心配して来るので、昼間からカーテンを閉めて子どもを泣かせないように努力していた日々。
ある時にはカーテンから義母に覗いていて監視されていると不快に思ったこと。そんな義両親に、なつく我が子に「どちらが愛しているか」義両親との勝ち負けで怒っていた自分。ある時に子どもが発熱し、お医者さんから帰って来てもすぐに熱が下がらないことに、義父に「今すぐもう一度、病院に孫を連れて行け!」と怒鳴られてすくみ上がってしまったことなど、その頃の義両親への不快な思い出が、メンタルで心理学を勉強して行くうちに、変化していったと語ってくれました。
その息子さんも大人として立派に育ち、講座で習ったゲシュタルトで視点をチェンジしてみれば、息子がお年寄りにも優しく育ってくれたのは義父母のお陰だし、カーテンから見ていたのも慣れない若い母と息子が「大丈夫か?」と心配してくれての行動だったのに、自分の被害者意識から義父母に監視されていると一方的な視点でしかなかったこと、義理の父が私に声を荒げたのは、義父の弟が熱のために障害が一生残ってしまい、その後悔と恐怖から、孫も同じようになるのかという不安感からであり、決して私への怒りではなく、義父自身の不安と弟への後悔だったと別の視点で考えられるように理解できるようになったこと。
そして、母子一体感から、息子を抱えこんでしまうところを、義父母がいたから適度な距離(離別感)で、優しい息子が育ってくれたことなど。また感情的になる私に「いつも君が好きにすれば良い」と優しく見守り続けた、ご主人のお陰だとわかると、学ぶうちに過去の悲しみが逆転しだし愛の日々だったと思えたこと…そうやって、学びを通して、今は年老いた義母に付き添い病院に行く、行き帰りに、実母以上に親しみを持ち義母と笑って穏やかな会話している日々が幸せに思えると語ってくれました。
そう発表し、壇上から降り立った受講生さんに家族のお祝いで参加していた息子さんが、発表した母を強く抱きしめハグをしていた瞬間を偶然に見て、僕も感動的なシーンを見られて感激をしていました。
やっぱり福岡校は最高のメンバーばかりでした!