何に囚われる?

      2019/04/21

年末になりました。
今年の一年を振りかえる時期ですね。

先生は後悔する事などはないですか?

僕の場合「こうしておけば、こうなったかもなぁ」と思うことがあっても、後悔は続かない。

 なぜなら、後悔しても過去は変わらないからです。

 3時間、後悔したら、過去が変わるなら、僕も3時間くらい一生懸命に後悔することをガンバルかもしれません(笑)

 でも、後悔しても、現実の世界では、なにも過去は変わらないのです。

 ならば、後悔して過ごしている「時間がもったいない」と思いませんか?

 講座でも、言い続けたことですが「愛情」の裏返しは、「憎しみ」ではありません。
 「あの人が大好き」という思いと「あの人だけは許せない」という思いは、頭を占領している時間は同じだから「愛情」も「憎しみ」も同じように、その特定の誰かや出来事に「囚われ」ているのです。

 囚われるという字は面白いですね^_^

 人が枠に閉じ込められている状態を書いているのですね。

 どうせ、何かの枠に入るなら幸せの枠に、入りたいと思いませんか?

 誰かを、恨んだり、腹立ちの時間の「枠」に入るのが憎しみの感情なのです。

 年末の大掃除は部屋だけではなく、心の中も悲しみや、恨みと言ったホコリを、拭き払って「清々しい心の部屋」で、新しい新年を迎えたいものですね。





日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき


 - ブログ

>