それでも彼らは与えてきた…

      2019/04/21

 桜の花のさし色が街をスゴく華やかに変えている。

 雪も、桜もそうだけど、人工的な人間の街を少し、別世界に変えてくれる。
 どんな人工衛星も飛ばせるだけの科学技術を持っていても、これほどの技術力を人間は持っていない。

 人間がやってしまったコトは、多くの時間を過ごした故郷を、放射能汚染で帰れない村にしてしまった。
 目に見える街のネオンも、美しさも自然がくれた化石燃料で輝いている。

 たくさんの恐竜や生き物が大地に眠って、化石燃料になってエネルギーを僕たちにくれた。耳かき一杯の化石燃料は成人の二ヶ月分の働くエネルギーに相当すると前に何かで読んだことがある。そのことに感謝もしないで、生きている、現代人…

 そのエネルギーを使いながらテレビでは、誰かの内輪ケンカを放送していました。僕たちの目や耳をマヒさせたいかのように。もっと、伝えることがあるような気がして…だから、僕はライブで思いを伝えているのだけどね…
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 昔から「汝自身を知れ」は正式に訳すと「身のほどを知れ」になる。僕たちはこの宇宙に感謝して過ごさなくてはいけない。

 思い上がるなよ人間よ‼

 でも桜は、そんな嫌味なことも言わずに、ただそこで立っている。街を彩り、山に生気を与えながら。

 人間関係で悩んでいる人には、この桜の季節も見えてはいない。「許せない無視された」「あんなこと言われた」「今日は運が悪い」「私だけが淋しい」…そんな瞬間にも「今」を精一杯生きている自然が、あなたの周りにもある。

 その悩みに囚われている瞬間の…。ホンの少しでイイから胸一杯に深呼吸して、自然を仰いで見ませんか? ほんのわずかな時間でもイイから…

 ええ、花粉症ですって⁈

 それは失礼しました f^_^;)



$日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき





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