愛妻家の日(^ー^)ノ
2019/04/21
日本愛妻家協会という協会があって、一番近いアカの他人だった妻を大切にできれば、少しは日本が優しくステキな社会になるのではないかという主旨で立ち上げたそうです。
そして、今日は壮大な実験を試みるそうです。その実験の結果しだいでは、世の中が少し良くなるのでは…
以下は日本愛妻家協会のホームページから
■実施概要
日時 :1月31日 20:00~
場所 :それぞれの人にとってのそれらしい場所
内容 :1月31日午後8時ちょうどに
おのおのの方法で妻に感謝する
目標 :実験参加想定数10000人
主催 :日本愛妻家協会
■実験のポイント
その1 《早く帰ろう》基本的には午後8時を目標にしましょう
その2 《雰囲気作ろう》気負い過ぎず肩の力をぬきましょう
その3 《名前で呼ぼう》「ありがとう」の前か後に奥さんの名前をつけましょう
その4 《目を見て話そう》2m以内の距離からまつげにピントを合わせましょう
その5 《反応を見よう》直後の反応を見とどける冷静さが必要です。
日本愛妻家協会のホームページより
その5《反応を見よう》がありますが、カウンセラーの僕が、ここで一言付け加えるなら、日頃言われていない奥様は面食らって「バカじゃない」「私に内緒でムダなモノを買ったでしょ⁈」「何か後ろめたいことでも…」となるかもしれません。
そう言われると「もう、二度と言うまい」と余計に夫婦がギクシャクするかもしれません。
でも、気持ちを伝える心構えは心理学の教室で教えている、感謝のI(私)メッセージです。
そう、自分が言いたいから言ったのです。きっとこう言うと妻から感謝されたり、優しい反応が返って来るだろうと思うと、上のような反応があると誰もが腹がたつのかもしれませんね。
それはYou(あなた)メッセージだからです。そう、相手の見返りを求めて優しい言葉を出したからです。
奥さんの反応をすでに決めつけているのです。だから、期待がはずれるとイライラするのです。
でも、I メッセージで私が「言いたくて言った」なら、腹が立たないでしょう。逆に、こう言えば喜ぶはずだと下心があればYouメッセージになり、思うような反応が奥さんから返って来なければガッカリするでしょうね。
さて僕は今日、博多の教室ですので、すでにこの実験には参加できません。
でも、1月31日だけが特別の日ではないのです。
いつもの心がけなのではないでしょうか。「思いやり」は「相手」に「思い」を「差しあげる」のです。
言葉でなくても、奥さんがうたた寝している時に起こさないように肩に毛布をかけるとか、帰宅時に「スーパーに今いるけど何か必要なものある?」とたずねるとか、誕生日でない日でも「似合いそうだったから」とプレゼントしたり、いつも荷物になるようなトイレットペーパーをまとめて買って来るとか。
そういう、何気ない気遣いが大切なのですね。いつも、相手のために何ができるかを考えることは、職場でも、友人関係でも、人間にとって大切なのではないでしょうか。
そして、それには相手の気持ちになるトレーニングが必要なのですね。
晩年離婚の予備軍にならないために愛妻家を目指すご主人の方々に、ミッションの成功を祈ります。