ムリをすると続かない!

      2019/04/21

 何かをしようと思う時ほど、途方もない目標を立てる人がいる。

 いい人をムリして頑張ると、続かないケースが多い。途中で息切れするからです。また、高い目標を自分が持つ人ほど、出来ないことに目を向ける。そして、自分の「足らなさ」を意識して、自分を責める。前向きな人が、落ち込みが大きいのもよくあるケース。

 それはムリをしているからです。だから、チョッとした自分の足らなさが許せない。

 そして、一生懸命に頑張る人ほど一生懸命に頑張っていない人を、責めて攻撃する傾向にある。

 人生は「明るい性格」が大切だと思っている人をほど「暗い自分」を責める。

 そして、自分に言い聞かせる「暗い自分はあってはいけない」と…だから、家族や友達の暗さにも許せなくなる。

 「あなたは暗いからダメなのよ!」と前向きになれない時期の誰かを攻める。その責められた人の気分を、さらに暗くする。やれやれ…

 でも、自分には強さもあれば、弱さもあると、自分の「あるがまま」を知っている人は、他人の弱い部分も責めないで優しい。

 「前向きになれない時もあるわよね」フォローができる。

 それは、人には前向きな時もあれば、後ろ向きな時もある。明るい時もあれば、暗い時もあるという「自然の姿」を知っているからです。

 坂本龍馬が学んだ千葉道場には、

 100人の敵を倒す「剣の極意」がある。

 その極意は「それ、剣は一つなり‼」弱い人ほど100人と戦うことを考えすぎて、途方もない戦いに心が折れる。

 でも、100人を倒す人は「目の前の一本に意識を向ける!」

 そして、次は「また一本」

 自分に向かって来る一本の剣にのみ全力を集中する。

 百獣の王のライオンで、優秀なオスは目の前の小ネズミにも全力を傾けるという。大物狙いのオスのライオンは、いつもお腹を空かしている…

 何かを続けるためには、ムリをし過ぎないこと。

 そして、小さな自分の出来ることを人と比較しないで、心を込めてする。

 イカルスの翼で、高く飛びすぎると羽が落ちて失速する。

 白鳥は悲しからずや 空の青 海の青にも染まず漂う!

 そう、空の青にも染まらず、海の青にも染まらず、自分の白の「自分らしさ」を信じて飛び続けたいものですね。

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 高くではなく、より遠くへ…




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