感動を生み出すために。
2019/04/21
どうすれば短期間で成功するか、楽してお金を儲けるか。そういう自己啓発本やセミナーは多い。
一攫千金、濡れ手に粟のように、どうすれば楽して成功するのかという時代です。
ライト兄弟が初めて有人飛行を成功させたのは滞空時間は12秒、飛行距離は37m弱です。 さて、僕は仕事がら飛行機で毎週ごとに、その数万倍を飛んでいるが、ライト兄弟の飛べることへの喜びを超えることは永遠にできない。
宝くじが当たったとしても、自分の考えた商品がヒットした時に得られるわずかな収入のほうが数万倍、人は幸せだと思う。
安易に得られたものには、生きた感動は少ない。だから、宝くじが当たった人の人生は後に失敗することも多いと聞く。
スローフードという言葉がありますが、冷凍宅急便で自宅に届けられる名店の味よりも、電車を乗り継いで、旬の季節に、その老舗の場所に行って食べる味覚に勝るものはない。
人は努力した分量に応じて、感動が得られるのです。
だから、僕の教室ではLIVEを大切にしている。そこでの受講生との出会いを大切にしている。「講座をDVD化しないですか」と依頼をいただくが、僕は受講生とのコラボレーションで生まれるそのつどの感動を、茶の間では味わえないと確信しています。
それは、情報であって、感動ではないから••••
イチロー選手は200安打の記録は途絶えたが、きっと、イチローにとって来季はまた燃える一年になるのだろう。だから、現実のドラマは面白い。
イチローも、子供の時に初めてホームランを打った時の感動を超えることを追求している。
今日は、鹿児島で心・技・体の講演会でした。
桜島です。会場のロビーからも桜島が目の前に見える。
参加者が入り始めた会場です。
また、撮っていただいた写真ができたら掲載します。ただ、講演会が終わって帰りに撮った自分どりの写真。はい、エネルギーを出しすぎてお疲れ様です。