極める!
2019/04/21
以前に仕事と遊びの境界がない状態をフローと書きましたが、やっぱり僕は仕事が楽しい。
毎週ごとに、博多、大阪、名古屋、東京の教室に行くのだが、やはりワクワクする。
以前に、ワタミの創始者の渡邉美樹さんと船井総研の情熱経営フェスタにてジョイントで講演しました。
その講演会場のパシフィコ横浜の国立大ホール5000人の入る会場をワタミは新入社員歓迎式典でも使っていると話しをしてくださった。
そこで、美樹さんは新入社員に「君達は、なぜ仕事をするの?」とたずねる。
新入社員の中には「お金のタメ」と仲間に受けたい為に発言する者がいる。「いくら稼ぎたいのかな?」と美樹さんはたずね返す。「一億‼」と笑いをとる為に、さらに新人が答える。「じゃ、君に一億あげよう!」と美樹さんは言うのだそうだ。
続けて彼は「じゃ、一億もらったら君はワタミの仕事を辞めるのか⁈ 哀れな奴だね君は•••••君達、新人に大切なことを教えてあげよう。一億ポーンともらっても、いや、一生使いきれないお金をもらっても、それでも絶対に辞めたくないという生涯かけられるくらいの大好きな仕事に出会った人のほうが、一億を誰かからポーンともらうよりも幸せなのだということを、君達は仕事を通し学んでほしい」と。
まさにフローの話です。
嫌々させられる仕事か、極める仕事なのか•••••それは、仕事との出会いの問題なのか⁈
船越英一郎さんの奥さんの松居一代さんはお掃除が何よりも楽しいのだそうだ。
松居棒(掃除道具)を使って奥まった隅々まで掃除をする。そして、包丁やら圧力鍋まで、アイディアを活かして、商品開発する。
主婦の人で「しょせん、私はただの主婦だから」と主婦の自分を、バリバリのOLさんよりも劣っていると、自己卑下する人に出会います。
「たかだか家事だ」と言うか、「家事を極めよう」とするかでストレス度は違ってくるのです。
前出の美樹さんは「お客さまからのクレームは宝物です」と言いきる。クレームには、お客さまのニーズに合わせたサービスを開発できるビジネスチャンスがあると言いきる。
ある水族館のプロが言っていました。
水族館の来館者の一人から、ある時に「浦島太郎が乗ったのはどのカメや」と聞かれたそうです。これも仲間受けするために、笑いを取るために言っただけの質問だと分かったそうです。
でも、このような質問にもシッカリ答えようと彼は考えた。
浦島伝説は中国地方や四国地方に多いから、その近海にいるカメだろう。
子供にいじめられたということは上陸したということで、上陸しないアオウミガメではない。
ということはアカウミガメだ!
アカウミガメで産卵しないで陸に上陸しないのはオスだから、アカウミガメのメスってことになる。
そこで、来館者に「浦島太郎さんが乗ったのはオスか、メスか?」
っというところから説明すると、面白がって来館者は説明を聞いてくれる。
やがて彼は水族館のプロになり有名になる。そして水族館プロデュースで名前をはせる。
ブログ読者の皆さんは、やらされる仕事、楽しむ仕事、どちらが楽しい人生だと思いますか?