沈黙の中にある優しさ・・・
2019/04/21
昨日は名古屋のガイダンスでした。
突然の雨にもかかわらず、たくさんの人が足を運んでくれました。
前の夜から声を出さないように沈黙の世界で過ごしていました。沈黙の世界は日頃忘れている自然が話しかけてくれます。アリゾナのネィティブアメリカンの地のように•••••
いまも、雨が降っています。雨の音が、今日は、なぜか優しく聞こえます。
昨日の夜は「交代して下さい」というスタッフの優しい言葉に甘えられずに登壇しました。そうして「どうしても」とムリにドクターにセガんで痛み止めの注射を打っての登壇(もちろんバカなことはわかっています)お陰で痛みは感じなくて話せましたが、声はやはりボロボロでした。
風が吹き抜けるような声なのに•••••わかっています、自分でも「何で?そこまで」くだらない意地なのも知っています。でも、やっぱり倒れるなら前に倒れたかった。
キャンセル待ちで先月から待ってもらった参加者もいるのに、誰かに任せることだけはできなくて。
なぜなら、体験セミナーは、はじめて会う出会いだから。
迷惑はかけたけど登壇してよかったと思っています。空気が抜けるような声なのに、みなあきらめないで、イヤな顔もしないで最後まで聞いてくれました。だから、ついに講座の最後に自分のことで涙がこぼれて。ありがたくて、ありがたくて。参加者と名古屋の仲間と最後まで走り抜けた自分に感動して(自分はいらないのにね。すみません)
ブログを見て、博多のはっちゃんから金柑のハチミツ煮が講座の前に届けられました。大阪教室経由名古屋でした。ノド飴をくれた受講生も、ありがとう。
ブログを見ている人から、ノドによい方法も、たくさん教わりました。DJのかたのアドバイス。女優をされている人。そして、たくさんの生徒から、ご心配の言葉をメールでいただきました。すべてが「力」になりました。
その応援があるから、僕は2時間半、話せたのだと思います。名古屋のサポーターのメンバーの心配そうな顔静かな舞台裏でしたね。みな気をきかせて話しかけられないから、だから、今回は視線の優しさをあらためて感じましたね。
ガイダンスセミナーに参加された結婚二年目のご夫婦から「元気をいただきました」とすぐにメールがありました。僕は、あなたたちが真剣に聞いてくれたことで、最後まで走り抜けたのに、元気をもらったのは僕です。
また、別の参加者からは、僕が心理テストを読んでいる時に「ノドが痛いのに一生懸命に声をあげて、すでに配っている質問を読んでいる先生が可哀想になって。自分が前に走って行って、代わりに読んであげますと言いたかった・・・・」と「勇気がなくて、ごめんなさい」と僕が参加者に謝られました。あなたから、どれだけ僕は今、勇気をもらったか・・・・
人は限りなく優しいね。
だから、僕とノド君はいま、雨の音を聞きながら幸せを噛みしめています。「お互いによくやった」と・・・・僕たちはたくさんのパワーもらっています。
その何分の一でも、誰かに返せるのかな・・・・また、宿題が増えました。
そして、名古屋のサポーターのメンバーが新幹線に向かおうとする僕に、持たしてくれた袋には・・・誕生日月だからとメッセージ
僕の好きな「人」と誕生日月の「二」を併せ持つ漢字の「仁」の意味を教えてもらいました。
「他人を思いやり、いつくしむ心」特に儒教では、他を思いやる心が自己を完成させる最高の徳だと。その心の大木の幹に、たくさんの人が寄り添うと•••••
これだけ弱りはてた僕が見上げるとたくさんの仲間のデカさを感じました。いつも前だけ見ていると見えない仲間の背中、肩、支えてくれる腕の数々。なんだか、弱るのもイイね(すみません)
今日もらった、たくさん心配してくれる視線と応援の言葉を思い出すと、僕の心に潮がまた満ちてきます。その音が雨のようにまた静かに心の深い所を満たしてくれています。
最後になりましたが、今週は完全回復のために、僕はノドの回復に専念します。ですから、東京のメンバーごめんなさい。もう、声が完全に出ない状態です。でも、きっと不死鳥のように甦るからね。
神様お願いします