芝居ごころ
2019/04/21
最近、役者のメンバーが心理学の講座によく来る。僕の講座が勉強というより、お芝居みたいだから大衆の心をつかむ参考になるそうだ。「心理学ネタも仕入れたいし」ネタ••••ネタ⁈
そして、よく聞かれるのは「お芝居の勉強をしましたか?」もちろん、答えは「皆無です」
でも、究極に何かを誰かに伝えたいと思ったら、誰もが身振り手ぶりが激しくなるものです。それは、海外でならよく見られるシーンです。
例えるなら、
「その人は、どんな人だったの?」と聞かれると「お爺さんで」となる。相手から「どんなお爺さん?」と聞かれれば、当然、今度はポーズを真似るようになる。少し前のめりになった杖をついたお爺さんで、時折、こんな風にヒゲをさわって•••となる。
さらに、文章は頭に残りにくいけれど、ビジュアルはシーンとして記憶に残りやすい。
だから、ビジュアルだと何度、同じシーンを語ったとしても、伝える角度が変わるから、違った感動を聴衆に与えることができる。だから、メンタルの講座はリピーターが多い。
伝えることの究極は、相手にしっかりと理解してもらいたいという想いからです。だから、子供の「大好きの」究極は手を広げて「抱っこ~」そう、ハグなのです。
だから、表情のとぼしい人、BODYランゲージの少ない人は、それは、伝えたいという想いが少ないのか? 表情を忘れてしまったのか?なので、誤解される。そして、それはサービス精神が少ないように思えるのです。
表情が豊かな人は見ているだけで、飽きない。それは、この人といると何かを伝えたい時に一生懸命になってくれるんだろうという安心感があるからです。
だから、表情がない人は、サービス精神が少なく、安心感がないから、人一倍、誤解を受けやすい。
なので、分かってもらえないと、誰かを責めるよりも、自分の表情筋を豊かに動かして表現力を鍛えよう! 自室より
心理カウンセラーを目指すなら日本メンタルヘルス協会へ。