年末の車内で想うこと…

   

 12月の終わりはリセット月です。

 皆さんは2024年はいかがでしたか?

 新年早々から震災や飛行機事故などがあり暗雲立ち込めた年の始まりでした。

 でも大谷選手の50-50の達成や、パリ五輪での日本人選手の活躍や、被団協のノーベル平和賞など、過ぎ去れば人生は吉凶禍福がより合わされています。

 

 僕はこの文章を東京から西に向かう車内で書いています。年末年始は全車指定で車両は満席です。でも、田舎に帰省する家族や、一人乗り込む学生さんも「今から家に帰る」という何だか華やかなムードに車内は包まれています。

 

 僕自身もその時代、その時代の帰省の思い出と重なり、懐かしさが込み上げてきます。気がつけば会いたい人が、どんどんこの世界から次の世界へ逝きました。 次の世界はどんなところだろう…

 

 

 

 アメリカ兵で腕を失った軍人がいる。彼は戦場で腕だけを埋葬した。その軍人は今も現実に生きています。ただ埋葬した腕はすでに土に還っています。

 この文章を書いている僕の両手は確実に僕の一部です。腕を失ったアメリカ兵も腕がある時には、そう思っていたはず。でも失った腕だけは、もうすでに土に還り現実の世界には存在しない。

 

 僕は、どこからが僕で、どこからが物質なのか?

 

 爪や指の逆剥けも、そこには僕の遺伝子が刻まれている。でも、爪を切る時に僕は埋葬はしない。それはもう僕にとって物質になってしまっているから…

 

 ふるさと九州の、どこにも今は存在しない祖父や祖母は、どこにいますか?

 過去の優しい時の中ですか? それとも僕の心の中だけですか?

 でも、いつかあなた達に会える気がして超特急の車内で、僕は静かに鎮座しながら、優しい時代を思い出しています。

 あなたたちに会うことにワクワクしていた、あの頃のように……

 

 大晦日の31日は「2024年」にサヨナラしてきます。今年最後の夕日に一年過ごせたことを「ありがとう」と「さよなら」を告げるために…

 初日の出は、誰もが祝ってもらえるから、僕は最後の日の入りの夕日に「ありがとう」と祖父母の時代から変わらない平和に感謝を込めて…

 

 

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心理カウンセラー衛藤信之
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